朝6時半からオープン!【東京】早朝からやってる絶品ベーカリー5軒

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モーニングに焼き立てパンが食べられたら、その1日はハッピーな事間違いなし。今回は、朝早くからやっていて通勤前にも通勤途中にも立ち寄れる、東京都内のパン屋さんをご紹介します。

1.〈カタネベーカリー〉/代々木上原

2002年にオープンした〈カタネベーカリー〉は、駅から徒歩10分ちょっとの住宅街の中。にもかかわらず、朝から閉店まで人が途切れることなく訪れるお店だ。また、近所の飲食店にもパンを卸していたりと、食のプロも認めるパンを作り続けている。フランスのパン屋のように、〈カタネベーカリー〉は早朝7時から営業する。地下のカフェに下り、旅行気分で、「パリの朝食セット」を頼む小さな贅沢。フランスパンは7:00・10:30・16:30、クロワッサンは7:30・13:30・17:30に焼き上がる。

(特別編集HanakoFOOD掲載/photo : Kaoru Yamada text&edit : Kisae Nomura)

カタネベーカリー

東京都渋谷区西原1-7-5Phone: 03-3466-98347:00〜18:00(日は〜14:00)月、第1・3・5日休

2.〈365日〉/代々木公園

「福岡×食パン」1本340円

パンシーンの先端を走る杉窪章匡シェフが2013年12月にオープンさせた「食のセレクトショップ」。「食って血となり、肉となり体を作る。もっと楽しんでいいし、大切にしていい」。添加物や農薬の影響を受けない国産素材でパンを作り、野菜や乳製品まで扱う。

365日

東京都渋谷区富ヶ谷1-6-12 1FPhone: 03-6804-73577:00〜19:00無休

3.〈Toshi Au Coeur du Pain〉/都立大学

サンドイッチ。「パテドフォア」(写真上)と、「ジャンボンブール」500円。「バゲット・トラディション」199円

フランスでバゲットは日本のごはんのように3食食べるもの。だから、すこぶる安い。〈トシ〉ではバゲットをわずか180円で売る。だから、都立大学の人たちも〈トシ〉にバゲットをごはん代わりに買いにくる。そのかいあって、1日10回も焼きだすバゲットがどんどん売れ、週末には300本もの本数になる。値段がフランス並みの安さ地元の人が毎日買いにくるどんどん焼くいつも焼きたてだからおいしい毎日買いにくる、と好循環が実現。いつも窯前でバゲットを焼きつづける川瀬さんのひたむきな姿は、本当にフランスのブーランジェに見える。

(Hanako1175号掲載/photo:Kenya Abe)

Toshi Au Cœur du Pain

東京都目黒区中根2-13-5Phone: 03-5726-95456:00〜19:00 月火休

4.〈TOLO PAN TOKYO〉/池尻大橋

「シナモンロール」340円(税込)

イノベーションのデパート。大技小技を繰り出して、パンの革新を目指す。あんこにマテ茶を入れ、焦がしバターと黒糖のブリオッシュで包んだ「モダアン」。シナモンロールはパンではなく、掟破りのパイ生地で作り、感動的なばりばりサウンドを鳴り響かせる。ドライアプリコットやリンゴとシナモンが絶妙のマリアージュ。おいしいパンへの情熱は尽きない。

(Hanako1182号掲載/photo:Hiroaki Ikeda, Kenya Abe text:Hiroaki Ikeda special thanks:Yuya Uemura, Ami Hanashima edit:Yoshie Chokki)

TOLO PAN TOKYO

東京都目黒区東山3-14-3Phone: 03-3794-71067:00〜19:00 火休

5.〈ベーカリーミウラ〉/千駄木

「ふわふわもちもち。何もつけなくても甘くご褒美みたい(瀬戸さん)」。「食パン」500円

素材と製法に徹底してこだわり、粉は石臼で挽いた自家製粉を使用。自家製の発酵種を用い、ガス窯のオーブンで焼き上げることで、小麦の香りを引き出している。一番人気は牛乳酵母で作る食パン。まろやかな口どけと優しい甘みが特徴。

ベーカリーミウラ

東京都文京区千駄木2-2-15 原野ビル1FPhone: 03-5834-89728:00(月11:00)〜18:00 火水休

Navigator/池田浩明(いけだ・ひろあき)パンの研究所「パンラボ」主宰。パンライター。自称「ブレッドギーク」(パンおたく)。NPO法人新麦コレクション理事長として、日本においしい小麦を普及する活動も行う。

※掲載しているパンはすべて取材時のものです。