「男友達というだけで、ドキドキしちゃいます」ピュアなあの子が、女の園から飛び出した先とは
東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。
本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。
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印象的な眼差しでこちらに笑顏を向ける彼女の名前は、千田絵民さん・24歳。
2014年のデビュー以来、数々のコマーシャルや人気番組に出演している新進気鋭の女優だ。
可愛らしいルックスから甘い声を想像したが、意外にも落ち着いた声をしている。
そう言って笑うが、現在はその透明感のある美声を生かしてキャスター業にも邁進中。
マルチな活動を続ける彼女に、芸能界を目指したきっかけを聞いてみた。
「幼い頃から芸能界に興味はありましたが、通っていた女子校が厳しかったので漠然と憧れていただけでした。本格的に活動を始めたのは、大学に入ってからです。初めて自分の意志で応募したコンテストで、ありがたいことにグランプリをいただいて。そこからですね」
彼女は、第2回「美ジネスマン&美ジネスウーマンコンテスト」でグランプリを獲得。
オスカープロモーションと青山商事がタッグを組み開催したこのコンテストは、なんと応募総数1万7千件以上だった。
「まさかグランプリを獲得できると思ってなかったので、本当に驚きました。当時は東洋英和女学院大学で心理学や教育学を学んでいたのですが、そこからは学業と芸能活動を両立するようになって」
彼女はモデルとしてファッション誌の撮影に臨んだり、企業コマーシャルに出演したりしながら経験を積んでいく。
ずっと男性と縁のない日々を送ってきて…
ラッキーガールが見出した道
トントン拍子の彼女の話を聞けば、さぞかし天性のコミュニケーション能力と美しさを兼ね備えたラッキーガールと思いきや、デビュー当時は戸惑いもあったという。
「中学からずっと女子校で男性と一切縁のない日々を送っていましたから。芸能活動を始めた途端に出会ったことのないタイプの方と接する機会も増えて衝撃を受けました。
それまでの生活は、部活のハンドベルに熱中したり、友達とのびのび過ごす日々でしたから、全く違う環境に戸惑いもありましたね」
「男友達が出来るだけでドキドキしちゃうようなピュアな子が周りに多かったんです(笑)」と照れながら話す彼女。
育ってきた環境から飛び出して適応していくことは容易ではなかったようだが、その後も数多くのオーディションで選ばれ、着々と仕事を獲得していく。
前述の通り近頃ではナレーション業やキャスター業に力を入れており、新たなフィールドで活躍中だ。
「ニュースを読む時に、自分では抑揚をつけているつもりでも画面を通してみるとそんなに強調されていないこともあって…。自分の未熟さに悔しい思いもします。
でも最近は、コンプレックスだった声に対して、『聞き取りやすいね』と言ってもらえることも増えてきて。声の仕事が楽しいと思うようになりました」
輝く瞳で仕事への情熱を語ってくれた彼女に、今度は恋愛についても聞いてみた。
男性には、小さな失敗を許してほしい
両親が、私の理想の夫婦像です
まず好きなタイプの男性について聞いてみると…
「私、結構単純な人間で。嫌なことがあっても、一晩寝ると忘れちゃうんです。
だから、小さなことでクヨクヨ悩まない男性が良いですね。もし私が小さな失敗をしても、『まぁ、仕方ないじゃん』って笑い合える人だと一緒にいて楽なんじゃないかなって。
あとは、教科書通りの優しさではなくて、人としての器の大きさを感じられる人だとキュンとしちゃいます」
結婚願望はあるそうで、憧れの夫婦像は両親だと話す。
「昨年、母が体調を崩して入院した時、父が5分でも10分でも時間があれば病室にお見舞いに行く姿を見て…。そういう姿を見ていると、支え合うのって素敵だなって。
両親はもう24年以上一緒にいるわけで、恋愛感情とか、そういう感情ではないと思うんですけど。夫婦の成功例を両親が見せてくれて、結婚に対して憧れを持ちました」
とはいえ男性に対し、「ありのままの自分」を見せられずに苦労することも…。
「好きな人の前だと、緊張して食事が喉を通らなくなっちゃうんです。でも歳を重ねていくうちに、『本当の私』が出せる男性に出会いたいと思うようになりました」
「一緒にいると『お腹が空く人』、どこかにいませんかね」
そう言って、はにかみながら笑う絵民さん。
バイタリティ溢れる彼女の今後に期待したい。
<今週の美女>
千田絵民さん
Instagram
<カメラマン>
佐野 円香
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