2月26日は魚座の日食新月 春のスタートに向けて心のデトックスをしよう!

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 2月26日は新月です。新月とは、月の満ち欠けのリズムに合わせて、約29日に一度、新しく月が生まれる日。このタイミングにお願いごとをすると、月の成長パワーが得られてかなうといわれています。

■今回の「魚座新月」の特徴は?

 新月はどの星座の位置で起こるかによって、得意分野、エネルギーがあふれている分野に特徴があります。今回の新月の特徴を見ていきましょう。

【新月が起こる場所】魚座
【新月になる時刻】2月26日23:58
【ボイドタイム】2月28日8:09〜13:53
【魚座新月のキーワード】「無償の愛」「芸術性」「癒やし」「インスピレーション」「霊性・霊感」……etc.

 魚座は癒やしやゆるし、芸術やスピリチュアリティなど、目には見えないものを司る星座。インスピレーションあふれる魚座の新月は、思い描いた理想を現実にする力を授けてくれるとも言われています。

 そして今回の新月は、占星術上では運気の大きな節目となる「日食の新月」です。しかも月と太陽のみならず、魚座の守護星である海王星も一緒に重なった状態で起こります。自分の精神性や芸術性を高めたり、心の底の痛みや怒りを解放するには最適のときとなるでしょう。

 日本からは観測できませんが、金環日食となる美しいこの新月。愛情と夢にあふれたお願いごとをしてみましょう。

■「魚座新月」にオススメのお願いごと

 魚座は上記のほかにも、「受容性」や「慈悲の心」などに恩恵を与えてくれます。愛のためにエゴを捨てさせる力があるのが魚座新月の特徴。許せない思いや、受け入れがたい過去に苦しんでいる人は、それらを卒業できるよう、この新月にお願いしてみましょう!

 ★お願いごとの例★
「愛する人を癒やせる自分になりたい」
「ずっと許せない◯◯への怒りを手放したい」
「素晴らしい芸術性が授かりますように」
「自分が本当は何をしたいのか、無意識(心の声)を知りたい」
「ヒーリングやスピリチュアルの仕事がしたい」
「心の傷を前向きなパワーへと変えられますように」……etc.

■新月のお願いごとのやり方

 お願いごとのやり方はとても簡単! 好きな紙に2件以上10件以内のお願いごとを書きとめるだけです。ただし、お願いごとを書くときは下記に注意してください。

(1)新月になったタイミングから48時間以内にお願いごとを書く。最大パワーを得たいときは8時間以内に!
(2)お願いごとを書くときは、ボイドタイムを外すのがベター
(3)お願いごとは2件以上、10件以内。それ以上でもそれ以下でもNG
(4)書くときはパソコン等ではなく手書きで
(5)他人を変える願いごとはかなわないと言われているので、あくまでも自分主体に、自分がどうなりたいか、を書く。書いた紙は捨てなければ自由にしてOKです。

 ボイドタイムとは、月の力が弱くなり人間の判断や決断に迷いや間違いが起こりやすくなる時間のこと。この時間帯はお願いごとの発信に適していないため、避けたほうがよいと言われています。

 今回は新月の瞬間からボイドタイムまで、1日半近い時間があります。ゆっくりと自分を見つめて、お願いごとをしてみましょう。

■魚座新月のプチおまじない

 魚座の守護性・海王星が重なる今回の新月。海王星は、夢や幻想を司る「芸術と癒やしの星」。お願いごとを書く前や書くときには、ゆるやかなヒーリングミュージックをかけてみましょう。

 ヒーリングミュージックでゆったりと瞑想状態になることにより、インスピレーションや夢見る力がより強く覚醒します。海王星は神秘的でアーティスティックなものとの相性は抜群、中でも魚座の豊かな情感を象徴する「水の音」が入ったものがオススメ。魚座と海王星のパワーが働いて、あなたの願いごとを後押ししてくれるはずですよ。

 魚座新月のエネルギーは、春分から始まる新しい一年のために生まれ変わるパワーでもあります。過去の傷や許せない怒りなどは、一度すべて心に受け入れてから解き放っていきましょう。魚座新月で心のデトックスをすませると、春にはステキなものがいっぱい入ってくるはずですよ!
(永沢蜜羽)