プロが解説する「大人の美素肌」ケアのコツ
「えっ、こんなにメイク崩れしていたなんて……」と、鏡に写る顔を見てショックを受ける人とそうでない人。メイク崩れの多くは正しいスキンケアができていないことが原因です。
大人だからこそ、まずはお肌に不足している水分や油分をしっかり補う必要があり、それがメイク崩れも防ぐことに繋がるのです。
そこで今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、大人が手を抜いてはいけないスキンケアのポイント3つをご紹介します。
■1:洗顔フォームを使うなら泡立て!
「時間がないからササッと洗顔しちゃえ!」と洗顔フォームをしっかり泡立てずにお肌をゴシゴシ洗ったりしていませんか?
これはお肌に刺激を与え過ぎてしまう1番避けたい行為です。洗顔は生クリームのようにもったりしたキメの細かい泡で洗うことがベスト!
たっぷりの泡にすることで洗浄成分を薄め、肌への刺激が軽減できます。このひと手間をかけている人とそうでない人の差は歴然。大人特有の肌トラブルを避けたいのなら、手を抜いてはいけないポイントだと言えるでしょう。
■2:目元、口元の保湿はしっかり!
加齢によりターンオーバーの乱れやお肌の保水力が低下することで乾燥も加速します。だからこそ大人のスキンケアは保湿が大切。特に目元や口元は乾燥しやすく、保湿をすることは小じわ対策としても有効!
しっかり化粧水を重ね塗りし、クリームも2度塗りするのもよいでしょう。乾燥したお肌にメイクをしていてもカサカサ粉吹き状態の口元になったり、目元のシワが目立ってしまうなど老け顔メイクになってしまうのでご注意を。
■3:乾燥が気になる部分にはコットンパックを
お肌にはより乾燥しやすい部分があります。先ほどの目元や口元以外に大人肌ではアゴなども乾燥しやすいと言われています。そんな部分的に乾燥を感じるところにはコットンパックを。このひと手間が大人ニキビなどの加齢による肌トラブルを防いだり、潤いあるツヤ肌に導いてくれますよ。
いかがでしたか? お料理がひと手間をかけるからこそ美味しくなるのと同じで、お肌もひと手間をかければ今より美しくなれます。特に加齢により細胞の働きが低下してきてしまうからこそ、愛情とひと手間が年齢を感じさせない美肌を保つことに繋がるのだと筆者は考えます。
大人の美素肌にメイクをして大人の魅力に磨きをかけてみませんか?
【筆者略歴】
※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。
【画像】
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