「恋愛対象」なのに「恋人未満」? 婚活で出会った彼の本心とは
仕事や学校、趣味やサークルなどでの出会いからスタートした場合、徐々にお互いの関係を深めていき、「友達以上恋人未満」という関係から恋人に発展していくことが多いでしょう。
しかし、婚活での出会いでは今まで全く知らなかったもの同士が、いきなり「結婚を前提とした恋人同士」になる場合も多いですよね。その場合、婚活で知り合った相手は、「恋愛対象」としての友達と恋人、どちらになるのでしょうか。
今回は「婚活の場で出会った彼に「君のことを恋愛対象として見ている」と言われたため脈ありだと判断し、告白したら受け流されてしまった」という切実なお悩みが恋愛ユニバーシティに寄せられました。その男性と結婚を前提としたお付き合いはできるのでしょうか。
【相談】彼は私を「恋愛対象」として見ていると言ったのに、恋人にしてくれません。
2ヶ月ほど前、婚活の場で出会った彼とは、毎週のようにランチやディナーに行くほか、週に何度かお互いに電話で話をしています。出会いが婚活だったため、将来の話や結婚観など、真面目な話をすることも多いです。
そんな彼から、「俺は君のことを恋愛対象として見ているよ」と何度か言われていました。私も、一緒に出かけたりお話をしたりしているうちに彼のことを好きだ、と自覚し、「恋人にしてください」と告白しました。
しかし、「まだお互いに知らないことが多いし、付き合うのは恋愛を楽しんでからでいいんじゃない?」と言われてしまいました。彼と結婚を前提としたお付き合いはできるのでしょうか。(30代前半・女性)
恋愛の悩みに感度の高い恋ユニユーザーから多くの支持を集めていた回答をまとめると次のようなものでした。
「恋愛対象」と「恋人」はまったく別? 婚活では迷惑な男性かも…
「30代同士が婚活の場で出会ったのに、『恋愛対象としてみている』」とは、軽い扱いですね」と恋ユニユーザー。相談者さんは自分が今まで慎重な態度だったから…と彼をかばっていますが、「恋愛対象としてみる=恋人にするかしないかお試し期間中、恋人にしたい=お付き合いしたい」という意味で、相談者さんのことを試しているのではないか、という意見もありました。
婚活の場で、結婚する気がない(=カラダ目当てやただの出会い目当て)男性や、ダラダラと返事を引き延ばす男性は、なるべく早い成婚を考えている女性にとって迷惑でしかありません。
そんな中で、「恋愛対象」という言葉を使いながらも「恋人」という立場を避けるこの男性は、ちょっと注意が必要なように感じられます。
男性にとって、「複数いる女性ののなかの一人」なのでは?
恋ユニユーザーからは、「一番条件良い女性を選びたいのでしょう」との意見が出ています。婚活中であれば、複数の女性と連絡を取り合っている場合も多いからです。
相談者さんは「一対一で向き合っておつきあいをしてほしい」との考えを伝えたところ、彼は「好意がなければ、こんなに眠い時間に何時間も電話しないよ?なんで他にも誰かとやり取りしているという前提で話すの?」という回答があったといいます。
一見、相談者さんとだけとやり取りしているようにも聞こえますが、実際には明言するのを避けているようにも見えますね。恋ユニユーザーからも、「これって、会話成立してないと思いませんか?」との声が上がっています。
相談者さんは彼に対して、好意を持っていることを伝えてしまっています。そのため、男性から見た相談者さんとの心理的な距離は、すでに「手に入った距離」になっています。
男性からすると、好意はあって電話はするけど、「付き合う」という自分に拘束が発生する状態にしてまで、相談者さんをつなぎとめる必要性を感じていないのではないでしょうか。
彼の行動を冷静に分析して!
「まんまと彼のゲームに巻き込まれて一喜一憂してますよね。『彼は私のことが好きなの?』と相談者さんを悩ませるゲームを楽しんでいる感じがするのです」「好きになられる分には自尊心が満たされるけど、他にもっといい人を選びたいのでしょう」と男性の心理を分析している恋ユニユーザー達。色々なアドバイスを受けて冷静になった相談者さんは、「男性を『信じる』のではなく『知る』事でスムーズなコミュニケーション力をつけたいとおもいます。」との決意を語っています。
恋愛に不慣れだったり、過去に恋愛での失敗があったりすると、臆病になってしまい、受け身な恋愛になり、相手に振り回されてしまうことも。また、頭の中で相手に対する好意である『恋愛回路』が大きくなりすぎると、ついつい相手を美化し、妄信してしまう場合があります。他にも目を向け、一度冷静になるのが良いのではないでしょうか。
「結婚」という一つの大きな目標をもって婚活をしている女性にとって、優柔不断な男性や、結婚する気がないのに婚活の場にいる男性は迷惑でしかありません。結婚の可能性が低そうな男性や誠実さが感じられない男性に夢中になっていると、大切な人との出会いを逃してしまう可能性があります。出会った男性をしっかり分析し、冷静に段階を進めていくのが良いのではないでしょうか。
この記事は、相談者本人が特定されないため、記事の意図に影響のない範囲で内容を変えています。
参照:みんなの恋愛相談<友達以上>「彼は私を「恋愛対象」として見ていると言ったのに、恋人にしてくれません。」
(尚/恋愛ユニバーシティ)
◇プロフィール尚 / 恋愛ユニバーシティ WEBライターアラサー女子のフリーライター(稀にデザイナー)。ある時は素人女優、ある時は素人音楽家、他趣味多数。ダメンズ好きからの卒業経験を活かし、皆さんと一緒に悩んだり怒ったりしながら「納得感」のある記事を配信します。