一番ストレスが多い職業は?「警察監督官」―アメリカ調査

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毎日残業は当たり前で、週末も仕事。休みが取れずにストレスがたまっていくばかり……。年末が近づいて、ますます仕事に追われている人が多いと思いますが、数ある仕事の中で、一番ストレスが多い職業とは?

最近、アメリカのビジネス情報サイト『Business Insider』から、「最もストレスが多い職業」が発表されました。職業分析を専門にするロレンス・シャトキン博士がアメリカ労働省のデータを基に、警察官、看護師、パイロットなど747種の職業を分析したところ、一番ストレス度が高かった職業は、警察監督官!続いてメンタルヘルスカウンセラー、教育現場の監督者、となりました。

調査は、各職業ストレス黙認度、強度のストレスに直面する頻度、仕事中のミスから受けるストレス度、締め切りまでに仕事を終わらせるなどのタイムリミットに関するストレス度等を測定し、それぞれ0から100までの数値でストレス度を表示(100=最もストレスが高い値)。

また、それぞれの職業の平均年収も考慮に入れて、ストレスが多い職業が選出されました。その結果、トップ10に入った職業ストレス黙認度は、94?96.5。産婦人科医が96.5となり、ストレスを感じながらも仕事に励んでいる様子が浮き彫りになりました。

また、仕事中のミスから受けるストレスが最も高かったのは、外科医で91.3。タイムリミットから受けるストレスに関しては、テレビのニュースキャスターがトップで、96.7となりました。

なお、トータル的に見た「最もストレスが多い職業トップ10」はコチラ。
1位:警察監督官
2位:メンタルヘルスカウンセラー
3位:教育現場の監督者
4位:テレビのニュースキャスター
5位:麻酔科の看護師
6位:静脈切開技術者(検査や輸血、献血などで採血をする専門家)
7位:パイロット、副操縦士、航空機関士
8位:航空管制官
9位:外科医
10位:産婦人科医

結果を見ると、人の命に関わる職業が多く、ストレスの高さが想像できるほど。ただ1位になった警察監督官の平均年収が78,270ドルだったのに対し、9位、10位の外科医、産婦人科医の平均年収は187,200ドルとなり、報酬に差があることも分かりました。

TOP10には入っていなくても、ストレスが多い職業は多数!ストレスで参ってしまう前に、身近な人に相談するなど対処法を見つけて、ストレスと上手に付き合っていきたいですね!

参考:Les metiers les plus stressants sont …
http://www.terrafemina.com/emploi-a-carrieres/vie-travail/outlines/33255-les-metiers-les-plus-stressants-sont-.html