フランス―泥棒が去り際にキス。DNA鑑定でスピード逮捕
盗れるだけの宝石全てを盗って逃げようとしたフランスの宝石泥棒。逃げ際に縛られた宝石店の店主のほっぺにさよならのキスをしたところ、スピード逮捕となりました。店主のほっぺに自分のDNAをしっかり残してしまったのです。
今回被害者となったパリにある宝石店の店主の女性は、帰宅途中に窃盗団に後をつけられ、家の中に侵入されました。すぐに縛られ店のアラームシステムの解除法を聞かれました。窃盗団の一人は彼女と家に残り、もう一人が宝石店に向かいました。
アラームも解除され、盗れるだけの宝石を盗って1人が戻って来たとき、家に残っていたほうの犯人は女性にさよならのキスをして犯人2人は逃走しました。
女性店主は,犯人が逃走すると同時に警察に通報しました。そして、最後にほっぺにさよならのキスをされたことを警察に伝えることも忘れませんでした。この女性のほっぺから採集した犯人のDNAを調べたところ、フランス国内のデータベースに一致するDNAがあったのです。
このDNAは、最近刑務所から出所したばかりの男のもの一致し、すぐに犯人逮捕に繋がったのです。
逮捕後犯人はほっぺにキスをした理由を「恐怖でおびえていた女性のトラウマが、キスによって少しでも和らげばいいと思った」と言っているそうです。このキスによって犯人逮捕に繋がったということで、ある意味被害者のトラウマは軽減されたかもしれないですね。
French robber betrays himself with a kiss
http://www.thelocal.fr/20140204/kiss-leads-to-robbers-arrest-police-say