先日パリ・ファッション・ウィークで開催された「ミュウミュウ」のショーでモデルデビューを果たしたサンデー・ローズ・キッドマン・アーバン。ニコール・キッドマンとキース・アーバンの長女だが、案の定「ネポベイビー」だと激しい批判を浴びている。TikTokを始めとするSNSには「ドスドスって感じの足音が聞こえてきそう」「WWEの試合に入場してくるみたいだ」とウォーキングにダメ出しするものから「ネポだからと言って、ウォーキングができない平均的なルックスの子を採用するべきではない」「有名人の両親を持たないモデルが可哀想だ。この子はモデルとは言えない」と親の七光りでチャンスを手にしたことを指摘するコメントも。

ニコールはこの状況に動揺しているという。関係者が新聞「デイリーメール」に話している。関係者曰く「ニコールが初めて女優として役をもらったのもサンデーと同じ年の頃だった。ニコールも女優以外のことをやった方がいいと言われていた」「ニコールの場合はネポベイビーではなかったのにバッシングされた。だからネポベイビーのサンデーに対する批判は理解している。でも自分がキャリアをスタートさせたときの地獄のような状況を思い出し、非常に動揺している」。

ニコールはサンデーが自分と同じようなつらい思いを少しでもしなくて済むよう、アドバイスをしていると関係者は語る。「ニコールはSNSをやるなと言っている。ニコール自身もそれを実践している」「ニコールは娘がどんな道を選んでも、娘を応援するだろう」と話している。父キースも同じように娘の気持ちを尊重していると関係者は語る。

ちなみに今週初め、テレビ番組「エクストラ」に出演したキースはレポーターに「彼女をとても誇りに思う」と発言。同時に「バランスを保たなくてはならない。競争相手よりも優位なスタートが切れたかもしれないけれど、時間を費やして頑張らないと」と娘がネポベイビーであることを意識した言葉を口にしていた。さらに「学校でもいい成績をキープしておかなくてはね」「これは彼女の人生の一部かもしれないけれど、それだけが彼女の人生になるわけではない。だから地に足をしっかりつけておかないと」。なかなか厳しくて現実的なアドバイスである。これらを参考にサンデーがどんなキャリアを築いていくのか、注目したい。