【2023年7月の開運日カレンダー】10日は「己巳」、十二直の「開」が重なる大吉日!
――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 7月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!
■7月の吉日
・大安(たいあん)……6日、12日、23日、29日
大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……11日、14日、23日、26日
「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。
・寅の日(とらのひ)…7日、19日、31日
トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるとされている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日とも伝えられています。
・巳の日(みのひ)……22日
巳(へび)は弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こしたりすると、金運が高まるといわれています。
・甲子(きのえね)……5日
60日に一度巡ってくる貴重な日。物ごとを始めるのにいい日とされています。
・己巳(つちのとみ)……10日
「己巳の日」は、弁財天に強いご縁のある日とされ、巳の日以上に金運パワーが高まります。60日に一度巡ってくる貴重な日です。
■7月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……8日、16日、23日
悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまったりする凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。
・十方暮れ(じっぽうぐれ)……25日〜31日
十方暮れは、十干(天)と十二(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。
・土用(どよう)……20日〜31日まで
土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」といわれる20日、21日、25日は土用の作用がありません。
■7月の注目日&要注意日
5日の「甲子」は、「仏滅」と十二直「破(やぶる)」凶日と重なるため、注意が必要な日。悪目立ちをして敵を作ってしまいがちです。新しいことを始めるなら、リスクの少ないことや小さなことから始めましょう。なお、九星は「九紫」で、悪縁を切るのに適している日です。この日に、縁を切りたい人のメッセージや連絡先を消すといいご縁が入りやすいでしょう。
6日の「大安」、7日の「寅の日」も、凶日である十二直「危(あやぶ)」と重なる吉凶混合の日。この2日間は気が大きくなり、失礼な態度をとりやすくなっています。立ち振る舞いに気をつけて! 6日は、周りに振り回されないように自分のペースを守ると吉。
7日は「赤口」、二十八宿は「牛宿」で、11時〜13時が超ラッキータイム! 仕事運や金運アップを狙うなら、この時間に机の整理整頓や連絡のやりとりを行いましょう。
「不成就日」の8日は、双方うまく噛み合わず、話し合いが決裂しやすい要注意日です。交渉事は別の日に回しましょう。
10日の「己巳」は、十二直でも吉日の「開(ひらく)」と重なる大吉日。九星は「四緑」で、いいご縁とも結びつきやすい日です。お金や恋愛、友達関係、仕事など、手に入れたいご縁を自分から求めていきましょう。「先負」の日なので、行動するなら午後からが吉です。
11日の「一粒万倍日」は九星が「三碧」。相手にとって有益な情報を教えてあげましょう。情報交換としてメリットのある話が手に入るかもしれません。この日に注意したいのは、建物関係や家庭菜園などの土に関わること。「仏滅」、さらに建築関係の凶日である「三隣亡」、土や土地にまつわることは凶とされる「大つち」の期間と重なるためです。引越しやDIYもこの日は控えたほうがいいでしょう。
「大安」、十二直の「建(たつ)」、二十八宿「壁宿」と、吉日が3つも重なる12日。新しいことや頑張りたいことを始めるなら、この日が最適! ただし、「大つち」期間中なので、「大つち」のNG行動には気をつけましょう。
14日は「九紫」の火の気の影響から、やる気のエンジンがかかりやすい日。普段は避けていることや苦手なことは、この日に行うといいでしょう。問題が解決したり、物事が一気に動き出したりするかもしれません。さらに「一粒万倍日」の効果で努力が報われるかも。
「不成就日」の16日は、優柔不断になりやすい要注意日。自分の行動に自信を持ち、一度決めたことは信念を持ってやり遂げましょう。
19日の「寅の日」は、今ある資産や、身近な人とのご縁を大事にすると金運に恵まれる日。個人事業者やフリーランスの人は、この日に既存のクライアントや常連のお客様とのつながりを深めましょう。収入アップにつながりそうです。
20日から「土用」に入ります。20日、21日、25日は「土用」の効果を受けない間日になりますが、どの日も「小つち」の期間と重なるため、「土用」期間と同じく土にまつわることは凶となります。
22日、23日は吉凶混合の日。22日の「巳の日」は「仏滅」と重なり、23日は「一粒万倍日」「大安」と「不成就日」が重なります。心身ともに不安定になりやすい両日は、のんびりと過ごし、波風を立てないよう平穏を保つのがいいでしょう。
25日から「十方暮れ」が始まります。「土用」と期間が重なり、問題やトラブルが起きやすくなります。慎重に行動しましょう。
「大安」である29日も、凶期間の重なりのせいで吉効果を感じられません。さらに、九星「三碧」の気が悪く出てしまい、空回りしやすくなっています。この日は、スピードや効率よりも着実さを重視して行動しましょう。
31日は「寅の日」が霞んでしまうくらいの要注意日。ダブル凶期間に加え「不成就日」、十二直の「危(あやぶ)」が重なります。謙虚な姿勢で過ごしましょう。
この日は「先勝」です。午前中のうちに、神社やお寺に参拝や月末のお礼参りに行っておきましょう。苦難や困難を乗り越えやすくなります。「寅の日」は毘沙門天の縁日でもあるので、毘沙門天が祀られているお寺が近くにある人は、参拝してみるといいでしょう。
「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1日〜6日は東南、7〜11日は南、12日〜17日は南西、18〜22日は西、23日〜28日は北西、29日〜31日は北が凶方位になります。
2023年の夏の丑の日は、7月30日。丑の日は「う」のつく食べ物を食べるといいとされ、代表的なうなぎの他にも、きゅうりやスイカなどのウリ類、うどん、梅干しなどが挙げられます。土用の丑の日は「う」のつくものを食べて、夏の疲れを吹き飛ばしましょう!
(咲羅紅)