「私は幸せだよ……」自分の人生に満足しているはずなのに、なぜだろう……。
嫉妬したり、羨んだり。結局はみんな、ないものねだりなんだ。
女性の生きづらさ・心の葛藤を、インスタグラムで人気のゆき蔵さんが描きます。

ないものねだりの女達 Vol.266

昔から祖母も父も、美月さんの好きな色を知っていました。
今でも知らないのは、母の美代さんだけだったのです。
母のいる家に帰りたくない美月さんはついに、「バァバと暮らしたい」と本音を漏てしてしまいます。

大好きな祖母に優しく説得され、美月さんはきちんと帰宅します。
しかしそこで目にしたのは、弟のマモルには好きな色の靴下を買って帰る母の姿でした。
「こんな家大っ嫌い」ショックを受けて自分の部屋に戻ります。
そして美代さんにも別のトラブルの予感が……。
「ないものねだりの女達」は毎日更新中!
(ゆき蔵)