透けるような白い肌、どこか橋本環奈さんを連想させる美しくて儚いブラウン・アイ。

学生時代、東京ドームでビールの売り子として働いていたところ、突然に芸能界に導かれたという雪乃さんの数奇な人生を紐解いていく。


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ビールの売り子から始まる、シンデレラストーリー

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海津雪乃さん、24歳。

職業、タレント・女優。

一見すると、おしとやかな美女に見える。

しかし、ひとたび撮影が始まると、カメラマンからの要求に物怖じすることなく堂々と応じる姿が印象的だ。

雪乃さんは、新潟県の小さな田舎町で生まれ育った。

毎冬、自分の背丈より高く雪が積もるような地域だったという。

「だから18歳で上京した時、東京の友達が雪を見て喜ぶ姿を見て驚きました。私にとって雪は、生まれた時から『過酷なものだ』と思っていたので……(笑)」



透き通るように美しい、透明感ある肌


雪乃さんが上京と同時に入学したのは、中央大学の理工学部だ。

「小さな頃から数学が得意で、理系に進学したら将来仕事に活かせると思って入りました。その時点では、自分が芸能活動をするなんて思ってもいなかったので」

ところが、この大学に進学したことで、彼女の運命が変わっていく。

当時はキャンパスが後楽園にあり、アルバイトを探していた彼女は、校舎からほど近い東京ドームのビールの売り子に応募した。

すると、見事に採用される。

彼女に与えられた持ち場は、一塁のバックネット裏だった。


新人が異例のトップセールスを飾り……


人気番組に出演、一夜にして運命の流れが変わる

こんなに美しいビールの売り子がいたら……衝撃的だ


売り子デビューから1ヶ月ほどたったころ。

人気バラエティ番組『マツコ会議』(日本テレビ系)で売り子を特集する企画があり、たまたま仕事中の彼女が取り上げられたのだ。

すると、放送直後から「可愛すぎるビールの売り子だ!」と、SNSで話題になり、雪乃さんの人気が沸騰し、大きな反響を呼ぶ。

しかし、渦中の彼女は、こうした反響のなかでも冷静だったという。

「番組の取り上げられたのはゴールデンウィークの時期で、私は実家の新潟に帰省しようか悩んでいたところでした。

『少しテレビに映れたらラッキー』くらいに思って帰省返上でバイトに出たら、思いのほか大々的に取り上げていただけることになりました(笑)」

そのころの雪乃さんは、ビールを売る仕事の楽しさに目覚めたばかりだった。

「売り子は、歩合制なんです。なので、頑張った分だけダイレクトにお給料に反映される。それがやり甲斐に繋がりました」

しかし、決して生半可な気持ちで務まる仕事ではない。

背中に抱えるビールタンクは10kg以上あり、炎天下で3時間以上背負いながら笑顔で売り続けるのは、体力勝負だったと彼女は語る。

こうした日々のなかでも意識したのは、客との雑談だという。

「『この子からビールを買いたい』と思ってもらえるように笑顔で注いだり、『お仕事帰りですか?』とお声がけしたり…。

人に自分から声をかけるのは、苦手なタイプでしたが、できるだけコミュニケーションをとるようにしました」

彼女は1年目にしてトップセールスを誇り、新人賞を受賞。

以降も売り子のバイトを続け、就職活動を目前に控えたころ、再び転機が訪れる。

「その頃は広告代理店への就職を考えていましたが、また『マツコ会議』に取り上げていただけることになったんです。

放送終了後、たくさん芸能事務所の方から声をかけてもらったのをきっかけに、今の人生から冒険するのもありかもしれないと思い始めました」



まさに現代版シンデレラストーリーだ


大学卒業と同時に、芸能活動を始めることを決意した雪乃さん。

本格的に活動を始めてから、わずか1年足らずで人気少年誌のグラビアを飾ったり、恋愛リアリティドラマに出演したり、現在は多忙な日々をおくっている。

「まさか自分がグラビアに挑戦するとは思っていませんでした。でも、実際に経験してみると撮影現場の雰囲気が楽しくて!」

今度は幅広いタレント業をこなしながら、将来的には果敢に女優業にトライしたいという。

「この道で生きると決めたからには、頑張りたいですね」

まっすぐな瞳で語る彼女に、今度は恋愛についても聞いてみた。


男性には芸人さんみたいに笑わせてほしい


サッカー部の彼と淡い恋


まずは、タイプの男性を聞いてみる。

「常に笑わせてくれるような、芸人さんみたいな男性が好きです。見た目で言うと、チョコレートプラネットの長田庄平さんみたいな方が好きです」



男性には私を笑わせてほしい


高校時代、サッカー部の彼と淡い恋のエピソードも。

「私より、サッカー優先の彼でした。頑張る彼が好きなので、私も最初はそれで良かったんです。

でも、ずっと前から一緒に過ごそうと約束していたクリスマス当日、『ごめん。サッカーがあるから、今日はやっぱり会うのムリ』と言われてしまって」

さすがに彼の態度に失望してしまった雪乃さん。

その後、泣く泣く別れの道を選んだという。

しかし、その失恋をきかっけに大学受験に打ち込むことができだそうだ。



好きな人の前では素直になれません、と照れる雪乃さん


ちなみに、男性の前では照れ屋になってしまうという。

「男性には甘えたくても、恥ずかしくて絶対に甘えられません。私の照れ屋な部分に気づいてリードしてくれるような人、いないかなぁ」

そう言って笑う。

ビールの売り子から、導かれるようにして芸能界に入った雪乃さん。

夢に向かって突き進む彼女の今後の活動に期待したい!

<今週の美女>
海津雪乃さん
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<カメラマン>
佐野 円香

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スレンダーな大人美女が登場



大人の女性の階段をのぼる雪乃さん

目線を外した姿も可愛い

意志の強さを感じる

その目で見つめられるとドキドキしてしまう

アンニュイな表情もたまらない

透明感のある素肌

すらりと伸びた長い手足

夏仕様のワンピースだ