ニューヨークがプライベートで足を運ぶ、本気の行きつけ店は…?
今をときめく旬の芸人・ニューヨークが美女と密会デートする現場をキャッチ!?
と思いきや…もうお分かりだろうが、これはリアルなデートシーンを想定した東京カレンダーの撮影だった。
だが、撮影中の舞台ウラでは、ニューヨークのおふたりの正直な本音もこぼれて…?
2回に渡ってお送りしている、ニューヨークの記事の後編。
▶前編はこちら:ニューヨークが美女と密会デートする現場を激写! 彼女に見せる男っぽい表情とは!?
【後編】
■ニューヨークが明かしてくれた、リアルな行きつけ店
■【WEB限定】編集部は見た!ニューヨークの撮影当日の裏話
「僕らは、芸人という道を選んだ時点で成功だったのかもしれない」
冠番組に朝の情報番組、3本のMC等、昨年からテレビのレギュラーがぐっと増えたニューヨーク。
今旬を迎えている芸人のはずだが、撮影の感想は思いのほか素朴だった。
屋敷:メイクルームが入ったすっごいクルマ(ロケバス)を用意してもらっていることにビビりました。
嶋佐:最高でした。神田さん(女性モデル)とマジでお酒飲んで、美味しいものを食べさせてもらいながらの撮影なんて。
屋敷:とんでもないペースで食べて飲んで、凄まじいテンポで終わりましたよね。
嶋佐:こんな撮影だったら、もっともっと時間をかけてもらってかまわない。
屋敷:俺らの2ショットが一番時間かかってました。カメラマンさんが全然納得していない感じで(笑)。神田さんとは超絶スピードだったのに。いや、ほんと丸一日撮影してもいいですよ。
嶋佐:ディズニーとか行ってもいいです。
今回の撮影テーマは“行きつけ”。
“行きつけ”も人によって遍歴があるが、屋敷さんが今回行った『中村 玄』は、彼らのラジオリスナーだった男性と出会う機会があり、連れていってもらった店。
つまりはラジオをはじめ、ファンをもつ存在になったからこそ知った味だ。
屋敷さんがプライベートで訪れる、リアルな行きつけ店はこちら!
恵比寿・『中村 玄』
1997年開業の、隠れ家レストランの先駆者となる中華料理店。
スペシャリテの汁なし火鍋「麻辣香鍋」の他にも、「羊肉のピリ辛焼売」や「四川式よだれ鶏」など一品料理もハイレベルかつ刺激的。お通しのパクチーが食べ放題なのも常連たちに好評だ。
薬膳サングリアや生姜酒など、お酒も香辛料使いがお見事。
WEB限定でニューヨークのおふたりの撮影裏話を大公開!
代わって嶋佐さんは、23歳から12年住んだ高円寺に行きつけを5軒持つ。全て酒場で、鬼越トマホークの坂井良多さんら高円寺芸人と飲んだ思い出は数知れず。
それが、昨年秋に『ラヴィット!』の企画で目黒に引っ越し。家賃は5万6,000円から22万円に上がり、住環境が格段に良くなった。
でも、行きつけはまだ見つけられていない。
「やっぱり歩いている人の雰囲気が違って、まだそわそわしています。高円寺の空気をたくさん吸ってきたので、ちょっと落ち着かない。
ガヤガヤした街や店の雰囲気は少し恋しくなりますね。結局、寂しくなったらいつでも高円寺の行きつけに戻ると思います」
嶋佐さんがプライベートで訪れる、リアルな行きつけ店はこちら!
高円寺・『山形料理と地酒 まら』
山形各地の郷土料理や、旬の山海の肴を地酒と合わせて楽しめる。
山形名物の「芋煮」から「山形牛のユッケ」、旬菜のおばんざいまで、その滋味深さに惹かれるリピーター多数。山形のお米「つや姫」の塩むすびもシンプルにして贅沢。
「十四代」や「くどき上手」などの銘酒から焼酎、ワインまで全て山形産尽くし!
◆
TC:東京カレンダーのイメージは?
嶋佐:良くも悪くも成功者の雑誌。
屋敷:悪くもって何?本当に上品な、手にとるのもはばかられるくらいの雑誌。俺らみたいな芸人を撮影していただけるとは感慨深いです。
TC:成功者の雑誌とのことですが、成功を感じた瞬間はありますか?
屋敷:三重と山梨の田舎もんからしたら、ありがたいことに今日こうやって撮影していただいていることがひとつの成功。凄いことです。俺らのために、こんなたくさんの大人が動いてくれて。
嶋佐:格好いいこと言わせてもらうと、僕らの場合、芸人という道をセレクトした時点で成功だったかもしれない。
屋敷:どこがや!ギリギリやぞ!
嶋佐:結果はどうあれ成功なんです。
ボケのようで真っ当なコメントだ。芸人でいる幸せを心底感じているからこそ出てくる言葉だろう。
どちらの行きつけデートも、とっても楽しかった♡
「彼女は俺の女だ!」と言わんばかりの必死の形相で、美女を取り合うふたり。
【WEB限定】編集部は見た!ニューヨークの撮影当日の裏話
撮影当日、別のテレビ収録を終え、ニューヨークのふたりが東京カレンダーの現場に入ったのは夜の9時半だった。
超多忙な一日の終わりに「美女をリアルな行きつけでデートする」撮影。「こんないい仕事は無いっすわ(笑)」と、屋敷さんも嶋佐さんも終始ニコニコ顔。
屋敷さんは滑らかな動きで女性モデルにビールを注ぎ、鍋をよそうなどエスコートは完璧。一方嶋佐さんは、店員と親し気に冗談を交わして“俺の店”感をばっちりアピール。
ふたりとも実にナチュラルで、女性ファンも多いニューヨークの“男前度”を垣間見た!
▶前編はこちら:ニューヨークのふたりが美女と密会中のデート現場を激撮!彼女に見せたリアルな素顔
■プロフィール
屋敷裕政 1986年生まれ、三重県出身。同志社大学卒業後、テレビ制作会社に勤務。その後、東京吉本に所属し2010年に嶋佐とニューヨークを結成。冠番組の『NEWニューヨーク』(テレビ朝日)等コンビでMCとして活躍。7/30(土)〜31(日)には単独ライブ「Last Message」を恵比寿ガーデンホールにて開催予定。
嶋佐和也 1986年生まれ、山梨県出身。神奈川大学卒業後、東京吉本に所属し2010年に屋敷とニューヨークを結成。2018年に開設したYouTubeのニューヨーク公式チャンネルでは、コント、漫才、ラジオ等を配信中。2020年「キングオブコント」準優勝。今年4月にライブ『Natural』の映像データを販売。極真空手初段。
■衣装
[屋敷さん]シャツ 42,120円、チャイナシャツ 42,120円、パンツ 38,880円、シューズ 62,640円〈すべてトーガ ビリリース/TOGA 原宿店 TEL:03-6419-8136 〉
[嶋佐さん]カーディガン 38,880円、デニムパンツ 25,920円〈ともにトーガ ビリリース/TOGA 原宿店〉、その他スタイリスト私物
[女性(屋敷さん)]ワンピース 85,800円〈コルコバード/フィルム TEL:03-5413-4141〉、その他スタイリスト私物
[女性(嶋佐さん)]カットソー 13,200円〈ソブ〉、スカーフ 24,200円、パンツ 31,900円〈ともにダブルスタンダードクロージング/すべてフィルム〉、その他スタイリスト私物
■スタッフ
Photos/Yoko Nakada@MAETTICO, Styling/Naoki Sakuyama, Nanami Suyama, Tatsuou Sakai(woman), Hair&Make-up/Jun Furukawa
▶このほか:【動画あり】艶っぽく見つめられて、目が離せない…。高橋文哉が魅せた“男の色気”
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東京カレンダー最新号では、ニューヨークのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、ふたりが芸人として目指す先とは?
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