自律神経の乱れが原因? つらい“梅雨だる”を改善させる方法

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ミカレアは、ユーグレナ含有成分「パラミロンEOD-1」の機能性研究を進めています。

同社ではこのほど、「パラミロンEOD-1」の機能性に関連の深い「現代生活と精神的・身体的疲労」に関する最新トピックスとして、梅雨時期の不調の実態調査を実施。その結果とともに、 “梅雨だる”による睡眠の質低下が引き起こす精神的・身体的疲労の蓄積”のメカニズムとその解消法を公開しました。

今年は全国的に例年より早い梅雨入りの予報となっています。精神的・身体的疲労が蓄積され、不調を感じる“梅雨だる”シーズンの到来です。梅雨の時期の精神的・身体的疲労とその解消法について、疲労の専門医である倉恒弘彦さん(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 招へい教授)が解説しています。

■女性の7割が心身の不調を感じている

「梅雨と女性の不調調査」によると、梅雨時期に不調を感じている人は7割にものぼります。症状としては「何となく憂うつ、気が重い」(61.9%)、「だるい」(58.3%)、「頭痛」(46.9%)、「やる気が出ない」(44.0%)、「なかなか疲れが取れない」(33.9%)といった不調が上位に入りました。メンタル面での不調を感じている人や、疲れがたまっている人が多いようです。

■睡眠の質低下による自律神経の乱れが、“梅雨だる”を招く

梅雨は心身の疲れがたまりやすい時期。今回の調査でも3人に1人が「なかなか疲れが取れない」と回答しています。この時期は気温や気圧の頻繁で急激な変化や、高い湿度、日照不足など外的環境によるストレスの他、その影響を受けた外出控えなどによる運動不足に陥りがちです。

また、4月に新年度を迎え2、3カ月が過ぎたこの時期は、生活環境の変化に伴うストレスがだいぶ溜まっている人も多いでしょう。このように外的環境や内的なストレスを受け続けると、自律神経のバランスがくずれ、睡眠の質が低下し睡眠に障害が起こります。

実際に調査でも睡眠に不満がある人は満足している人を上回っています。睡眠に満足できない理由に、「寝ても疲れが残っている」「すっきり目覚められない」が1位・2位にランクインしましたが、これは睡眠の質が低下している状態です。睡眠の質が悪いと神経細胞が修復されず、疲れが取れずに蓄積していく一方で、心と体の両方が疲労した状態に陥るようになります。

■疲労をためないための生体リズムを整える3つの基本要素

自律神経の乱れを治す最適な方法が、生体リズム(体内時計)を整えること。生体リズムを整える三大要素は睡眠、運動、食事です。特に睡眠の質が低下しがちな梅雨時には、“良質な睡眠”をとることを一番に心掛けたいもの。最も深い眠りといわれる「深睡眠」時には、脳や臓器などの再生が活発になるため、精神的疲労と身体的疲労の両方の回復が効率的に進みます。

深い睡眠を得るためには、就寝前に半身浴でゆっくり体を温めたり、アロマや音楽など好きなもので体をリラックスさせ、副交感神経を優位に保つ生活習慣が効果的です。疲労が深刻化する前に早めの対策を心掛けたいものですね。

生活習慣の改善などちょっとした工夫で睡眠の質を高めることができます。また、疲れていると自覚したら、早めに医療機関を受診することも大切です。

■調査概要

調査期間:2022年5月18日
調査対象:20〜50代 女性
回答数:440人
調査エリア:全国
調査手法:インターネットによるアンケート
調査主体:ミカレア

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