「人との距離がわからない!」人付き合いに悩む人が最初に知るべきこと

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主婦と生活社は5月30日に、私のカントリー別冊『人との距離を、整える』を発売しました。

「コロナ禍で人間関係に変化」が6割

コロナ禍でおうち時間が増加し、人との付き合い方が変化。それとともに、人との距離がわからなくなってきたという人も多いのではないでしょうか。同書は、人と人との「心地よい距離」を見つけるヒントが詰まった本。自分で立ち、豊かな人生を送っている人に聞いた「人との距離の整え方」がまとめられています。

主婦と生活者編集部では、Webマガジン「暮らしとおしゃれの編集室」でアンケートを実施。現在、人間関係で悩みがあるか尋ねたところ、6割以上が「Yes」と回答しました。「家族」「職場」「ママ友」などの人間関係に悩みを持っているようです。

コロナ禍で人間関係に変化があったと答える割合も約6割。「面倒な付き合いを断りやすくなった」「人間関係を構築しにくくなった」「直接会わないことで、人の本質が見えてきた」といった変化の声が挙がっています。こうしたアンケートからは、大人の多くは、「人との距離」に悩んでることがわかりました。

音楽評論家の湯川れいこさんも登場! 人との距離を著名人はこう考えている

「人との距離の整え方」について意見を聞いたのは、エッセイスト・光野桃さんなど20人。光野さんは50代の頃、長くつきあっていた友人を同時期に3人失ったという経験があります。「よくよく考えてみれば、私は距離を近づけすぎたのかも」とコメント。

幅広い交友関係を落つ音楽評論家・湯川れい子さん。多くの人に慕われる湯川さんの友達つき合いのコツは何でしょう? 「『あ、この人好きだな、いいやつだな』そんな本能的なふるいって意外に大切なのよね」(湯川さん)

料理家・渡辺康啓さんは、「みんな大人なんだけど子どもの部分があるからフラットにつき合える」とコメント。

「コロモチャヤ」店主の中臣美香さんは、人の気持ちより自分の「会いたい」「行きたい」を優先していると話します。

また、自分の孤独を抱きしめることも時には必要。僧侶の藤田一照さんは、「ひとはみな、他者からぶっちぎれた「独り」である。これを受け入れるのが第一歩」をの人付き合いの極意としています。

本の中には、心理カウンセラーの前田理惠子さんによるコラム「みんな人づき合いに悩んでる 職場・家族」「みんな人づき合いに悩んでる 女友達」も収録しています。

■書籍情報

書名:私のカントリー別冊『人との距離を、整える』
発売日:2022年5月30日
定価:1,500円

(フォルサ)