髪の毛が硬い人と柔らかい人がいるのはなぜ?

髪の毛の構造で髪の硬さが変わる?

髪の毛の構造は外側からキューティクル(毛表皮)、コルテックス(毛皮質)、メデュラ(毛髄質)となっていて、一番外側にあるキューティクルが厚い髪ほど硬い髪質になり、キューティクルが薄い髪は柔らかい髪質になります。

 

遺伝子で髪の硬さが変わる?

コルテックスの密度やキューティクルの厚さで変わってくる髪の硬さは遺伝の影響も関係しています。母親、父親が硬い髪質の場合は同じように硬くなる確率は高くなります。

 

食生活で髪質が変わる?

食生活でお肉など高タンパクのものばかりを摂り過ぎていませんか?髪の毛に良いとはいっても食べ過ぎはコルテックスを太らせる原因となり、髪の毛が太くなります。高タンパクな物ばかりでなく栄養のバランスを考えた食事を心がけましょう!

 

硬い・柔らかい何が違うの?それぞれの特徴は?

キューティクルの層の違いで変わる!

硬い髪質の人のキューティクルの層は何層も重なっていて髪の毛をしっかりガードしています。柔らかい髪の人はキューティクルの層が薄くなっています。

 

髪質でヘアケアやセットのしやすさは違う?

硬い髪質の人は1本1本硬くしっかりしてキューティクルも多いですが、まとまりにくいです。柔らかい毛の人はキューティクルが少なく枝毛などになりやすいですがカールはつきやすく、まとめやすいです。

 

パーマのキープ力は?入りやすいカラーの色は?

硬くて太い髪質は、パーマは一度かかるともちがよく、カラーはレッド系の暖色系の色が入りやすいです。柔らかく細い髪はパーマがかりにくく、カラーはアッシュ系やマット系といった寒色系の色が入りやすいです。

 

自分の髪がどちらか判断して、髪質改善しよう

自分の髪質が何か分からない場合は?

美容師さんに相談することもできますが、いくつかセルフチェックできる方法もあります。髪の毛一本の両端を持って水平にして片手を離し髪の毛が水平のままなら硬くて太い髪質といえます。

 

縮毛矯正でくせ毛も一緒に落ち着かせよう!

縮毛矯正は薬剤で髪をストレートにしていきます。くせ毛が気になる硬い髪質の人はボリュームを抑えることができ、扱いやすいさらさらのストレートヘアにすることができます。

 

縮毛矯正で落ち着いた髪をきれいに保つには?

正しいシャンプーを使い洗い方にも気をつけることできれいに保つことができます。シャンプーはCMC配合のシャンプーなど髪に優しい物を使い、洗い方もゴシゴシ洗わず、優しく包み込むようにしましょう。

 

シャンプーで硬い髪質を改善する方法 

東京で流行中、cmc配合のシャンプーで柔らかい髪に近づこう!

cmc毛髪細胞膜複合体の役割をしていて、少なくなるとキューティクルがはがれ落ち髪のツヤがなくなります。cmc接着剤であり、潤滑油なので十分に満たされている髪はゴワゴワとした髪にはなりません。

 

髪を柔らかくするシャンプーの相場は? 

硬い髪質の人が、髪の毛を柔らかくするシャンプーは、アミノ酸系シャンプーや保湿効果の高いシャンプーがよいとされています。平均2,000円前後で販売されています。

 

太くて硬い髪にはおすすめできないシャンプーは? 

硫酸系洗浄成分のシャンプーやせっけんシャンプー、補修効果の高いシャンプーは洗浄力が強いので髪の毛を柔らかくしたい人にはおすすめできません。状態を悪化させる原因になります。

 

髪の乾かし方も工夫して髪質改善  

トリートメントをしっかりする!

シャンプーの後トリートメントをしっかりすることで、硬い髪質をしなやかにする効果があります。保湿効果を高めてくれるのでパサパサでボリュームが増えるのを防いでくれます。トリートメントをして少し置いてから流すと効果が高まります。

 

タオルドライの仕方でも変わってくる! 

シャンプーのあとついついゴシゴシやってしまいがちのタオルドライですが、ゴシゴシせずに優しく水分をとっていくことできれいな髪質になる一歩です。タオルで水分をたくさんとってから、乾かすようにしましょう。

 

髪の乾かし方を変えると髪質も変わる?

ドライヤーを長く使うと髪の毛のキューティクルが傷んでしまうので、しっかりタオルドライをし、ドライヤーの時間を短くしましょう。毎日繰り返すことで、髪の毛を傷ませず、柔らかい手触りになるでしょう。

 

髪質は改善できる!憧れの髪質を手に入れよう!

硬くて太い髪質はシャンプーを変えたり、縮毛矯正で落ち着かせたりすることで改善することができます。硬い髪質で悩んでいた人も、毎日の手入れをすることで憧れの柔らかい髪質へ近づくことができます。