「タラとレバー」こそアラサー女子に必要?管理栄養士が解説
東村アキコ氏原作の大人気漫画『東京タラレバ娘』がドラマ化され、巷のアラサー女性の間では「もう私たちは女子じゃないのね!」と話題に。
居酒屋でジョッキを片手に女同士で、“タラの白子”と“レバ刺し”をつまみながら、「あそこで違う方を選んでいタラ、あのときこうしていレバ……」と後悔を酒の肴に盛り上がっているシーンに、“タラ”と”レバ“の幻想が毒舌で主人公に畳みかけてくるシーンが印象的ですが……そもそもおつまみであるタラの白子とレバ刺しは何も悪くない!
いやむしろ30代女性にこそおススメなおつまみではないか!? と思った同じく30代独身代表の筆者が、栄養的に“タラレバ”を解説していきたいと思います。
タラの白子は低脂質で美肌ビタミンも豊富なアラサーの救世主食材?タラの白子は、大根おろしをかけてポン酢をかけた“白子ポン酢”としておつまみにするケースが多いかと思いますが、このさっぱりとしたタラの白子は低脂質で高たんぱく質な30代女性にも嬉しい食品なのです。
また、美肌ビタミンのB群も多く含むので、お疲れ肌のアラサー女性におススメの食材です。
隠れ貧血が多い30代女性だからこそレバーで予防レバーは鉄分や亜鉛などのミネラルやビタミンAやB群などのビタミン類も多く含む食品です。現在は食品衛生法によりレバーの生食は禁止されておりますが、それでもレバニラ炒めやレバーの串焼きなどのおつまみメニューは色々と有ります。貧血気味で顔色が悪い、疲れやすい、そんなアラサー女性はレバーで栄養を補給しましょう。
恋は裏切っても食べたものはアナタを裏切らない!いかがでしたか? アラサー女性には、恋愛・結婚だけでなく仕事のことなど将来に関する悩みは事欠きませんが、恋愛はあなたの期待を裏切っても、今食べて選んでいるものは少しずつ自身を形成しているので裏切りません。
ヘルシーなおつまみを選びながら友人たちとストレス発散をして、あなたも“タラレバ娘”を楽しみましょう。
【参考】
※ 「東京タラレバ娘」2話ラストで急展開 早くも「Wラブシーン」 - ライブドアニュース
【画像】
※ Ollyy / shutterstock
【筆者略歴】
食育子
管理栄養士。学生時代に太っていた事がきっかけで食に興味を持ち、管理栄養士の道へ。病院栄養士の経験を経て独立。現在は栄養専門学校講師やラジオMCなどを務める。