朝食でもNG!? 栄養士がダイエット中には食べないモノ
「朝食はいつも同じもの!」という人は多いと思いますが、その選んだものがダイエットの足を引っ張っているということが実はよくあります。
そこで今回は、管理栄養士の筆者がダイエットには不向きな朝食についてご紹介したいと思います。
■1:実は砂糖がたっぷりの「グラノーラ」
ここ数年で一気に人気に火がついたグラノーラ。手軽に用意できてドライフルーツがたっぷり入っており、食物繊維が豊富。一見美容にもよさそうな朝食に見えますよね。
でも、一度箱に表示されている原材料表示を確認してみてください。“砂糖”が何番目に表記してありますか? 表示される順番が上位のものほどたくさん使われているということなので、意外に砂糖がたくさん使われていることに気づくでしょう。
どうしてもグラノーラが食べたい場合は、砂糖が使われていないものや控えめのものを選ぶようにしましょう。
■2:お腹は膨れるけど……栄養は少ない「菓子パン」
甘くて食べやすい菓子パンも朝食にしやすい食べものですが、名前に”菓子”とついている通り、あくまであれはお菓子です。
ものによってはひとつで500kcal以上と定食一食分ぐらいの立派なカロリーのあるものもありますが、中身は糖質と脂質がたっぷりで肝心のビタミンやミネラル、食物繊維はとても少なかったりします。
どうしてもパンがいいという人は甘くないパンを選び、スープやサラダ、果物をつけるようにしましょう。
■3:肉は肉でも……ソーセージなどの肉加工品
大半の肉加工品にはリン酸塩やソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウムなどのさまざまな食品添加物が使われています。いずれも身体によいものではありません。
このような肉加工品を食べるときは見た目は悪いかもしれませんが、無添加のものを選ぶようにしましょう。
いかがでしょうか。ちなみに筆者は朝食は豆乳ヨーグルトや甘酒などで固形物はとらないことがほとんどです。今回紹介したような甘くて油の入った食べものは、食欲がなくても喉を通りやすいという共通点を持っています。
「そもそもお腹が空いているのかな?」という自分の感覚をまず確認してみるとよいかもしれませんよ。
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※ Timolina / Shutterstock
【筆者略歴】
圓尾和紀
“日本人の身体に合った食事を提案する”フリーランスの管理栄養士。TVや雑誌の出演、講演、執筆、カウンセリングなどで活動中。「カラダヨロコブログ」は月間アクセス20万以上。