実は地味じゃないんです!大人の旬顔をつくるベージュメイク
旬なボルドーやカーキもよいけど、定番のベージュを取り入れることでワンランク上の上品な仕上がりに。大人だからこそ冬はシックに決めたいものですよね。大人のベージュメイクでこなれ感を演出するのは、“シアー&レッド”。
そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、大人だから似合うベージュメイクのやり方をご紹介します。
■ハイライトでくすみを飛ばす
自然な印影を付けてくれるベージュも、一歩間違えばただのくすんだお疲れ目元に。
まずは、必ずパール感のあるハイライトでまぶた全体をワントーン明るくしてハリを出しましょう。
■目尻側にグラデーションで立体感
ハイライトで明るくした目元に全体グラデーションを施すとせっかくの光が台無しに。
正解は目尻側のアイホールにかけてグラデーションを作ること。そうすることで目元が自然な球体に見えて、彫り深い立体的な目元に仕上がります。
細かいパールの入ったシアーな仕上がりになるアイシャドーを選ぶことがポイントです。
■チークは赤みでピュアさをキープ
目元に合わせてチークの色を抜くと、血色が不足しがち。
アイメイクが落ち着いた上品さがあるからこそ、遊びたいのはチークとリップ。自然な血色を思わせるようなチェリーレッドの練りチークを下まぶたにほんの少しかかるくらいの高い位置に、縦の“ひし形”にオン。
シアー感のある目元と上気したような頬がなんともいえずセクシーな仕上がりに。
■リップは中心のみ
リップブラシを使ってアウトラインをきれいにとるのもステキですが、ここではあえて指先を使ってリップをオン。
チークで使用した同色の練りチークをリップに代用して、唇の中心、内側にのみ指先でポンポンと置くように自然な血色を足しましょう。ポイントは全体に広げないこと! 中心にのみ赤みがあることで、よりナチュラルなピュアさを演出できます。
もし練りチークを持っていないなら、レッドカラーのリップをチークにも代用してOK。あくまで“ツヤ”を意識した仕上がりを目指しましょう。
いかがでしたか? ベージュって地味そう……なんて思わないで! 今だからこそ旬なイメージになれます。ツヤ感を上手にとりいれて、遊び心のあるオフィスメイクにチャレンジしてみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。
【画像】
※ Subbotina Anna / shutterstock