最適な再婚相手の選び方 パート２
女性の恋愛や結婚の悩みに答える恋愛相談サイト『恋愛ユニバーシティー』公認カウンセラーであり、子連れ再婚アドバイザーのミコリーです。
３組に１組が離婚をするという昨今、離婚をしたけどもう１度結婚をしたい。と願うシンママ（シングルマザー）も多いと思います。
前回のコラム『最適な再婚相手の選び方 パート１』では、再婚相手選びのときに注意すべき点を挙げましたが、今回は、「子供の年齢」によっても変わる条件について述べたいと思います。
■子供が小さい場合（小学生低学年くらいまで）
子供が父親を一番必要とする時期なので、再婚に一番良い時期だと思います。
＊子供に結婚の決定権を渡す−子供との相性が大事
＊デートも数回目までは子供連れでする−相手に子連れの現実を理解してもらう
＊「お父さん」や「パパ」と呼ぶことを強要しない−子供の意思を尊重
＊結婚前に同棲をする−実際に子供との生活を体験してもらう
ふたりだけで盛り上がる恋愛では、どうしても子供がカヤの外になってしまったり、男性側に父親になる覚悟が出来ないまま結婚の話になったりします。
なので子供と自分で一個体である！ということを相手に理解してもらうことが大事であり、独身であればしない方がいい同棲も、結婚生活のテストとしてやってみるのも自分と子供、そして何よりも相手が現実を知るためにも良いことだと思います。
■子供が大きい場合（小学校高学年〜思春期）
この場合は子供の年齢が小さい場合と違って、子供側のいろいろな感情が絡んでくるので、再婚への道は少し難しくなると思っておいたほうが良いでしょう。
＊相手も離婚歴がある−子供がいる結婚生活をすでに知っている。
＊子持ちでも親権は元嫁が持っている。又は、すでに成人している−養育費などの直接的養育義務がない。
＊娘のいる男性を選ぶ−特にあなたが女の子を連れている場合、義理の父親からの性的虐待などが起きにくいと思われる。
子供がこの年齢であれば、子供と一緒にデートや行動をする。というのも難しくなるので、子供には「お付き合いしてる人がいる」や「好きな人がいる」と言うことを伝えたり、相手の人物像や長所などをしっかりと子供に伝えるのが良いでしょう。
子供は母親を盗られたような気持ちになり、時期も相まって反抗したりもするかもしれませんが、誰しも幸せになる権利はある。ということを小さなころから子供に教えることはお互いのためにも良いですし、家族で恋愛の話が出来るような家庭の雰囲気にしておくことも、思春期以降の子供にとってとても良い環境であると思います。
離婚後しばらくしてあなたの気持ちが落ち着いたら、家族で人生についての話や恋愛の話が出来る家庭になれるよう、恋愛や再婚の話がある前からぜひそういう環境にしておいてほしいと思います。
昨今のシングルマザー家庭の貧困や、再婚相手に選んではいけない相手を選んで子どもを巻き込んだ悲しい事件がニュースとなっていますが、
再婚相手選びは初婚時以上に慎重に！
自分の気持ちもですがそれ以上に子供の気持ちも考えて、お相手と子供の間であなたが上手に立ち回り、明るく楽しい幸せな生活を送っていただきたいと思います。
文：ミコリ−（恋愛ユニバーシティー公認カウンセラー/子連れ再婚アドバイザー）
◇プロフィールミコリー 夫婦・恋愛カウンセラー１９６７年大阪市生まれ。オーストラリア在住。専業主婦歴２０年余。その経験を活かしハウスキーピング会社経営。実子３人と義理の子２人の母。
２度の離婚を繰り返し、モラハラを含むダメンズとの恋愛遍歴を繰り返していた２０１２年”恋愛ユニバーシティー”に入会。
ぐっどうぃる博士の理論やジョン・グレイのカウンセリングや夫婦心理学に傾倒。猛勉強を重ねる。
男女の心理や行動の違い、男性のタイプ別から起こる問題を解析、自ら実験と実践を重ねて2014年３度目の結婚。
現在も恋愛ユニバーシティーにて活動。
いつまでも新婚時代のようなラブラブの続く結婚生活のノウハウ、動かない男を動かす方法。男が離したくない女になる方法。男を結婚に導く方法。そして時短家事や子育てにも独自のセオリーを持ち、後進メンバーに向けて発信し続けている。
