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筆者はこれまで、銀座の老舗クラブで、さまざまな女性と出会ってきました。幸せオーラに包まれてキラキラ輝いている女性もいれば、不幸が伝染しそうだから近づきたくない、不幸オーラをまとった女性もいました。

幸せオーラに包まれている女性は、たくさんのお客様に囲まれ、ますます輝きを増していき、不幸そうな女性は、人気もイマイチで居場所がなくなり、いつの間にかいなくなってしまう……。そんな場面を何度も見てきました。

幸せオーラ女子と不幸オーラ女子の違いはどこにあるのか……。両者を比べてみると、不幸女子の会話は、負け惜しみワードばかりが並んでいます。言霊と言いますが、ことばには魂が宿っているので、発することばによって、幸せになることもあれば、不幸を引き寄せることもあります。

今回は、幸せを遠ざける、負け惜しみにしか聞こえない幸せを遠ざけるひと言をご紹介します。

 

「婚活に必死なんて、引く」

今回ご紹介するエピソードの登場人物は結婚願望のある女子ふたり。結婚したいけど、しばらく彼氏がいない、アラフォーA子さんと、お見合いや婚活パーティーに積極的に参加しているB美さん。二人は同僚です。同じように結婚願望のあるふたりですが、A子さんは、B美さんについて、

「婚活に必死すぎ」「引く」「怖い」

と酷評します。そんな A子さんの口癖は「幸せになりたい」ですが、B美さんをけなすときの顔は、意地の悪い魔女のよう。長く彼氏がいないのも納得です。あんな顔を見たら、男子も逃げ出したくなるはず。

筆者はA子さんにツッコミたくなりました。「でもさ、必死になっていないから、あなたは独身なんじゃないの?」と。

 

負け惜しみは行動力を奪う!

意地顔のA子さんが、なかなか幸せになれないのは、上から目線で「何様ですか?」と思ってしまうような“負け惜しみ”を言うだけで、行動しないから。「婚活に必死すぎ」と笑ってしまった彼女は、自分のことばがブレーキをかけて、必死になって素敵な男性を見つけに出掛けることができなくなります。だって、婚活に必死になると引くんですから。でも、どんなことでも、必死な人には勝てないのに、A子さんはそれに気付いなかったわけですね。

 

いかがでしたか? 婚活、仕事、恋愛……誰かに負けていると感じてしまったときに、負け惜しみ発言をすると、A子さんのように、次の行動がとりにくくなります。

「使うことばは自分に返ってくる」と意識して、負け惜しみワードは、ぜひ封印を! そのかわりに「私もあなたに負けないようにがんばる!」と正面から宣言すると、早く幸せを掴めるのではないでしょうか?

 

【画像】

※ Ollyy / shutterstock