簡単「サーロインステーキ」の作り方&肉のうまみ引き立つ「野菜のつけ合わせ」4品

写真拡大

「サーロインステーキ」のおいしい作り方、そして肉を引き立てる野菜のつけ合わせ4品をご紹介。普段のメニューにぜひ取り入れてみて。

【写真】肉のうまみ引き立つ「野菜のつけ合わせ」4品

「家でステーキ」というとき、もっとも手に入りやすいのが、厚さ1?程度の霜降りサーロイン。強火で手早く焼いて適度に脂を落としたら、わさびでさっぱり、大人仕様に。中まで火を通しすぎることなく、脂の口溶けのよい焼き上がりを目指したい。

<材料>
牛霜降りサーロイン肉(厚さ1?程度)…1枚(150〜180g)
牛脂またはサラダ油…大さじ1
塩、白こしょう

<作り方>
1.霜降りサーロインは室温に20〜30分おき、常温に戻す。厚さ1?の肉は火が通りやすいが、脂を溶かすように常温に戻す。赤身肉の1?厚さのステーキならば、常温に戻す必要はない。

2.フライパンを中火にかけて、牛脂、またはサラダ油大さじ1を熱す。

3.表になる面を下にして牛肉をフライパンに入れ、強火にする。フライパンを動かさずに強火で1分〜1分30秒焼く。

4.ひっくり返して火を少し弱めて30秒焼く。仕上げに塩、白こしょうをやや細かめにして少量ふる。切る前に網の上で1分ほど休ませる。

5.わさび、フルール ド セル、しょうゆ(以上材料外)などでいただく。

■肉を引き立てる、野菜のつけ合わせ

肉をよりおいしく食べるために欠かせないのが、野菜のサイドディッシュ。彩りも味も食感においても重要な役割を果たし、気付くと夢中でほおばってしまうはず。

今回紹介するのは、根菜を中心とした温野菜レシピ。ほぼ塩とハーブのみ、野菜の味を引き出すシンプルな味付けが、口の中をさっぱりとリセット。次のひとくちが、さらに引き立つ。

■緑野菜の鍋蒸し

緑を集めた美しいつけ合わせ。蒸すことで野菜の味がギュッと凝縮。

<材料>
グリーンアスパラガス…2本
さやいんげん…7〜8本
ズッキーニ…1/2本
水…大さじ3
タイム…適宜
塩…小さじ1/3
枝豆…15さや
エクストラバージンオリーブオイル…小さじ2

<作り方>
1.グリーンアスパラガスは固い皮をむき、4等分長さに斜めに切る。さやいんげんはへたを切り、斜め半分に切る。ズッキーニは1?幅に切る。

2.厚手の鍋に水、タイムを入れて沸騰させる。火を止めて塩、さやいんげんを入れて3分煮る。ズッキーニ、を入れてさらに2分、枝豆、グリーンアスパラガスを加えて2分加熱する。仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを加える。

■じゃがいものハーブソテー

からっとしたじゃがいもの食感にエシャロットの風味が相性抜群!

<材料>
じゃがいも(インカのめざめなど)…3個
エシャロット…1個
タイム…3〜4枝
鴨または豚の背脂またはピュアオリーブオイル…大さじ1

<作り方>
1.じゃがいもは皮をむき、2?程度の角切りにする。水に10分さらした後、水気をしっかりと拭く。

2.フライパンに油(豚、鴨の脂があればよいが、なければピュアオリーブオイルなど)を大さじ1を入れる。じゃがいもを入れて中弱火で焼きつけるようにゆっくりと焼く。じゃがいもがすき通ってきたら、タイム、エシャロットのみじん切り(なければほかのもので代用せずに省略でよい)を加えてこんがりと焼き色がつくまでさらに焼く。仕上げに塩をしっかりめにふる。

■にんじんのコンフィ

ほくほくの食感とたっぷりの甘み、バターの香ばしさで言うことなし。

<材料>
小さめのにんじん…3〜4本
バター…大さじ1

<作り方>
1.にんじんを皮付きのまま縦半分に切る。

2.厚手鍋にバター、にんじんを切り目を下にしていれ、塩をふり、ふたをして、弱火でじっくりと蒸し焼きする。焼き色がついたら、返し、竹串がすっと通るくらいまでゆっくりと焼いて甘みを引き出す。

■焼き野菜

れんこんはしっとり、かぶやにんじんはカリッと。コントラストがうれしい。

<材料>
れんこん…3?
にんじん…1本
かぶ…1個
ししとうなど…好みで
ピュアオリーブオイル

<作り方>
1.れんこん、にんじんは皮付きのまま1?程度の厚さの輪切りにする。かぶは皮付きのまま6等分のくし形に切る。

2.フライパンにピュアオリーブオイルとれんこんを入れて、塩少々をふって、中弱火にかける。焼き色がついてきたら、にんじん、かぶ、ししとうを順に加えて、塩をふって、焼き色がつくまで焼く。