「自由の女神」「エッフェル塔」―世界の巨大モニュメントはどうやって掃除されているの?

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世界中にあるいろいろなモニュメントのお掃除の仕方を紹介します

まずはロンドンのビッグベン。巨大な時計台は、5年に一度お掃除されるそうですが、上からぶら下げられた人たちがせっせと磨きあげます。お掃除をしている間も時計の針は動くため、慎重に作業しなくてはいけません。次のお掃除は2016年だそう。

アメリカのワシントンDCにあるリンカーン記念館は、1年に2回大掃除されます。高圧洗浄機で洗ったあとは、特大綿棒でリンカーンの耳掃除をするように、みんなでゴシゴシと汚れを落とすそう。

もう一つアメリカの有名なモニュメントと言えば自由の女神。しかしこれは、劣化を防ぐために外側はあまり掃除をしないそうです。内部はよくお掃除されるようですが、1986年には、内側で使っていた洗浄液が顔に染みだしてしまい、女神のほっぺにあざができてしまいました。

ではパリのエッフェル塔はどうでしょうか。1年に1回クリーニングされるそうですが、使われる雑巾はなんと4トン!25,000袋ものゴミがでるそうです。

大きなモニュメントを壊さず丁寧に磨き上げるのは大変でしょう。でもそれらのモニュメントはそれぞれの街や国の象徴でもあり、見に来る人もたくさんいるのでお掃除もがんばらないといけないですね。

参考:How Do You Clean the World’s Biggest Monuments?
http://www.rd.com/slideshows/clean-worlds-biggest-monuments/?trkid=NL-RANDOM-100713&epid=3A239A98-79BF-4E39-A568-AF1469E135AFtarget=#slideshow=slide1