201202jyoumyaku

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体内の血液循環が滞ると老廃物が溜まりむくみや肌のくすみの原因になる。これまでの多くの美容エステではリンパをマッサージをすることで、こうした身体に不要なものをデトックスし、小顔や美肌効果をもたらしてきた。ところが今、巷で新しい美容メソッドが登場し話題を呼んでいる。それが解剖医学に基づいた「静脈マッサージ」。

「静脈マッサージ」は、静脈の流れを正常に促し、水分などの滞りを改善。血液循環の滞りによって起こるむくみを即効的かつ持続的に改善し、さまざまな肌トラブルに働きかけると同時に、血行が良くなることで健康にもいいという画期的な美容法として注目されているのだ。考案したのは、東京女子医科歯科大学の皮膚科医である津田囁子先生。「静脈の流れが良好であれば、むくまない。大事なのはリンパよりも静脈！」と先生はいう。人間の身体構造を考えてみると、不要な水分や老廃物を回収するのは毛細血管で、それを運び出すのが静脈。一方のリンパ管はその働きをサポートする役割として、静脈が回収しきれなかった不要な水分や老廃物を回収して、再び静脈に戻す割をしている。その水分再吸収量は静脈が10だとすれば、リンパ管は1といわれている。つまり身体の水分のメイン通りである静脈の働きをスムーズにすることこそが、最も効果的なむくみ解消法となるのだ。こうした身体のメカニズムに則り、解剖学、生理学、病理学など医学的なバックグラウンドをもとに生れた静脈マッサージは、これまでのリンパマッサージでは感じることのできなかった、小顔効果と美肌効果に絶大な威力を発揮するのだ。自由が丘クリニック理事長の古山登隆氏（写真右）も「美容と健康を成す『静脈マッサージ』の理論に美容医療のさらなる可能性を感じる。」という。

『津田攝子式静脈マッサージ』のメソッドの核となるのが、顔の中心から外側にむけて静脈の流れに沿って促すこと。顔の太く大切な静脈が流れている耳珠（耳の穴の前）、マンディブラーノッチ（下顎切痕）、耳垂（耳たぶ）のつけ根の3つのポイントを重点的にマッサージする。また顔の毛細血管は左右対称に流れており、「オーバーラップゾーン」と呼ばれる顔の中心には、非常に細い毛細血管が分布していて、そのため血行不良も起こりがち。この部分もしっかりと流すことで顔色が良くなり、よりむくみの起きにくいスッキリとした小顔を維持することができるのだ。この『津田攝子式静脈マッサージ』は津田先生本人が認定した有資格者『マスター』だけが施術を行うことができるため、現在は認定クリニックのみで体験できる。美容外科学会や皮膚科学会、形成外科学会の専門医チームが診療を担当している自由が丘クリニックでは１回90分（18,900円税込み）で静脈マッサージの施術が行われている。施術を受けてみると、マッサージは想像以上にソフトタッチ。それにも関らず、時間がたつにつれ徐々に体中がぽかぽかと温かくなってくるから不思議。頭の血管が脈打つような感覚とともに、施術終了後には顔が見違えるようにすっきりとして、肌も明るくなっていることに驚かされる。また頭の血液の循環が良くなるため頭痛持ちの人にも効果的。施術直後にも即効果を感じられるが、翌日、翌々日にはさらにその小顔効果がグッと現れてきて、周囲の人からも「顔が小さくなった」と言われるほどに。

自由が丘クリニック「静脈マッサージ」1回90分（18,900円税込み）

健康と美をつくる根本的な血液循環を改善することにフォーカスしている静脈マッサージは、これまでの美容エステやマッサージとは体感も効果も一線を画し、本当の美しさは健康から生まれるということが実感できるはず。今後の美容エステ業界で、さらに注目されていく新潮流の美容メソッドになりそうだ。ぜひあなたも体験してみて欲しい。

■自由が丘クリニック　Tel:03-5701-2500


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