満員電車の中で?! いきなりストレッチを始めた“迷惑おばさん”。周囲にぶつかりまくった結果…
今回は、そんな状況に直面した女性のエピソードをご紹介しましょう。
◆混雑した朝の通勤電車で……
ある日の朝。斉藤麻美さん(仮名・33歳)は、いつものように通勤電車へ乗り込みました。
車内はすでにかなり混雑していて、座席はもちろん満席。乗客同士の肩やバッグが軽く触れ合うほどだったそう。
「すると突然、隣に立っていた50代くらいの女性が、吊り革を両手で持ったまま腰をぐいぐいひねり始めたんですよね」
最初は「少し体勢を変えただけかな?」と思ったそう。ですが、その女性は周囲などまるで気にしていない様子で、狭い車内にもかかわらず身体を左右へ大きくひねり始めました。
「イタタタ、運動不足はダメねぇ!」と小さな声で独り言を言いながら、今度は片脚を後ろに伸ばし、車内で堂々とストレッチを始めたのです。
◆周囲にぶつかっても平然と続ける
「その度に肘やバッグが私や周りの人に当たって危ないし、なにもこんな場所でやらなくても……と正直イラッとしてしまいました」
麻美さんは思わず身体を引きましたが、混雑しているためあまり逃げ場もありません。
近くにいた男性は露骨に眉をしかめ、別の女性客も迷惑そうに視線を送っていたそうですが、相手が年上ということもあってか、誰も注意できなかったといいます。
「ですが次の瞬間、ストレッチをしている女性の近くに立っていた30代くらいの女性が、落ち着いた口調で『それ、腰を痛める動きになっていますよ』と声をかけたんですよね」
車内の空気が一瞬ピタッと止まり、ストレッチをしている女性も「え?」と驚いたように振り向き、周囲の乗客たちも思わずそちらへ視線を向けたそう。
◆優しい注意の仕方に思わず感心
「するとその女性は、笑顔で『あと、電車の中でやるのは危ないです。揺れるので、周りの人にもぶつかってしまいますし』と続けました。優しい言い方なのに、不思議とどっしりとした説得力があったんですよ」
怒ったり責めたりするのではなく、本当に相手の身体を心配しているような、落ち着いた話し方だったそう。
そのせいか、車内の空気も不思議とギスギスせず、むしろ「よく言ってくれた」という安心感のようなものが広がっていきました。

