こびりついた油汚れや水あかの掃除はしたくない!水まわり、火まわりこそ「予防掃除


【画像で見る】コンロまわりに油がはねないようにするのも予防掃除のひとつ

汚れがたまればたまるほど、手間がかかって面倒くさくなる掃除。少しでもラクにするには、汚れを予防するのが一番。そこで、日頃から予防掃除を実践しているプロのテクニックを教えてもらいました! 今回は、キッチン編です。

中里愛子さん


教えてくれたのは…

▷中里愛子さん

整理収納ドバイザー、クリンネスト。関東を中心に、片づけや掃除などのサポート、家事代行を請け負う「おうちPLUS」の代表。日常的にラクにキレイをキープする「小掃除」を推奨し、そのノウハウをブログやインスタグラムなどで発信している。

■毎日の行動にちょっとの掃除を組み込むだけでいい!

毎日、特別な掃除はほとんどしていないという中里愛子さん。それでもおうちのキレイをキープできているのは、日々の暮らしで汚れをためない工夫をしているから。

サッとひとかけ


「まずは、毎日の行動の中に小掃除をたくさん組み込むこと。何かのついでにひと拭きする、洗剤をひとかけしておくなど、すぐできることを毎日のルーティンにすれば、掃除をしているという感覚がなく、無理なくできます。あとは汚れをつきにくくするようカバーをしたり、汚れてもパッと掃除ができる環境づくりをしたり。ほんの少し意識を変えるだけで、ラクにキレイが続くんです」

■キッチン

油汚れや水あか、ぬめり、ほこりなど、汚れの種類もさまざまなキッチン。汚れやすい場所は決まっているので、ポイントを押さえて毎日行ないましょう。

■調理が終わったら

水拭きでサッと


調理が終わったらコンロ周りをひと拭き


⇒コンロまわりをひと拭き

油や食品カスで汚れやすいコンロまわり。「掃除がたいへんなのは、時間がたってこびりつきや焦げつきになっているから。汚れがついてすぐであれば、水拭きだけで落とせます。キッチンペーパーで油汚れを軽く拭き取ったら、水拭きでコンロや壁などを拭いて」

揚げ物をするときは油はね防止ネットを使う

油はね防止ネットを使う


調理の際に、コンロまわりに油がはねないようにするのも予防掃除の一つ。「油はね防止のネットなら、これを洗うだけですみます。揚げ物をするときはもちろん、炒め物のときにもおすすめ」

調理器具や食器を片づけたあと

⇒キッチンの手の届くところをひと拭き

洗い物をして、台拭きでシンクまわりの水はねを拭き取るついでに、その周りもキレイに。「冷蔵庫の持ち手や食器棚の扉、キッチンカウンターや電子レンジなどが汚れやすい場所。キッチンを一回りして、気になるところをサッと水拭きしましょう」

シンクまわり


冷蔵庫の持ち手


食器棚まわり


■夜、キッチンを使い終わったら

⇒排水口に塩素系漂白剤をひとかけ

排水口は、ゴミ受けのゴミや油汚れが取り切れていないと、ぬめりやカビ、ニオイの原因に。「ゴミ受けの生ゴミは毎日欠かさず捨てることが基本。あとは最後に塩素系漂白剤のスプレーをひとかけして放置。数分後、水を流すだけでOKです」

※材質によっては塩素系漂白剤が使用できない場合があるので、ご確認ください。

排水口に塩素系漂白剤をひとかけ


数分放置して水を流す


⇒シンクの蛇口など光る部分だけをひと拭き

水あか予防に、シンクの水けをすべて拭き取っておきたいところですが、拭いたすぐそばから水を使うことも……。「から拭きをするなら、蛇口などピカッと光る部分だけで充分。ここに水あかがたまらずピカピカになっていれば、シンク全体がキレイに見えます」

ピカピカに光っているとキレイに見える!


■買い物に行く前に

⇒冷蔵庫の中をひと拭き

常に食材が入っている冷蔵庫は、掃除するタイミングに悩むもの。「買い物前は中身が少なくなっているときなので、掃除がラク。特に野菜室は野菜クズで汚れやすいため、野菜を買い足す前に水拭きしておきましょう。さらに紙袋を仕切り代わりに使えば、汚れ防止に」

野菜クズをとって


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こびりついた汚れを見つけて「やらなきゃ...」と思っている間が一番ストレスな気がします。重い腰を上げる必要がなくなる予防掃除。習慣にしていきたいです。

 

撮影/三佐和隆士

文=徳永陽子