白のふんわりブラウス、ウエストリボンスカート、どちらのアイテムもひと昔前に流行った清楚めなデート服でした。そのひと昔前に婚活して卒業した方がその服で、子どもの行事に参加しているのではないでしょうか。

◆旬のカジュアルのつもりが、生活感ありすぎな人に

コンサバではなくカジュアルコーデならトレンドも押さえているし大丈夫、というわけではありません。

カジュアルコーデのさじ加減を間違えて、ラクを優先させすぎた手抜きコーデに見えている女性がたくさんいます。

トレンドなのでキャミワンピース、ジャンパースカートが好きという方は多いでしょう。前出の由衣さんも「お腹周りが隠れるからいい」と言っていました。

しかし、足元がスニーカーやカジュアルなサンダルだと、生活感がありすぎてただの作業着になります。

◆脚が長く見え、小顔に見えるようにアレンジ

友井さんは「同じキャミワンピースでも、靴やトップス、バッグを変えるだけで婚活に使えるようになります」と解説します。

同じキャミワンピースを用いた婚活仕様のコーディネートを提案してもらいました。

足元をヒールのパンプスに変えて、キャミワンピースの上にシアーシャツを羽織ります。シャツの袖は2回ほど捲って手首を出します。

ボタンをすべてあけて羽織ることで、縦のラインが協調され、背も高く見えます。

シアーシャツは裾を結んでも、ウエスト位置が高く見えて脚長効果が期待できます。

首元、手首、足首が出るコーディネートだと華奢に見えるのでおすすめだそうです。

◆「いい男がいない」ぼやくあなたはいい女?

冒頭に登場した由衣さんに限らず、自己流のデート服が残念になっている方は意外と多いものです。「いい男がいない」のではなく、あなたがいい女になっていないのではないでしょうか?

一度、立ち止まって服装を見直してみましょう。

【友井ひろこ】
イメージコンサルタント、婚活マッチングプランナー。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
<取材・文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt