1年を通して美しい景色が見られる京都ですが、秋の京都はまた格別。

赤や黄色に染まった紅葉やイチョウはもちろん、色づき途中のグラデーションになっている葉もなんとも芸術的です。

そんなロマンチックな秋の京都に訪れた際に、粋なカフェを見つけたのでこっそりご紹介したいと思います。

古民家を改装して作られた、スタンド式の京都カフェ / 糖太朗



紹介したいカフェは、京都の地下鉄・烏丸線の五条駅から約徒5分ほとの場所にある「糖太朗(とうたろう)」。2023年3月にオープンした新しいカフェなんです!

京都駅からも徒歩で約15分ほどに位置しているので、お散歩の途中に立ち寄るのにもぴったりですよ。



築100年ほどの古民家を改修して作られたそうで、ノルタルジックな雰囲気が京都らしくて趣があります。土壁や間取りは、なんとそのまま残しているのだとか。

スタンド式のカフェですが、立っているのが苦にならないほど落ち着く“和”の空間が広がっていました。

お砂糖にこだわったカフェでいただく、生プリンが絶品…



「糖太朗」は、厳選したお砂糖のみを使用したスイーツやドリンクを提供するカフェ。

含蜜糖(がんみつとう)という精製される前のお砂糖を使っていて、まろやかで深みやコクのある味わいが特徴だといいます。

そんなこだわりのお砂糖を使ったスイーツは、絶対においしいに決まってる…。



「白玉アイス」と悩みに悩んで私がオーダーしたのは、「生プリン」。お味は和三盆、抹茶、秋季限定の芋から選べるとのことで、今の時期しか食べられない『芋』をセレクトしました。

プリンに添えられているのは、安納芋で作られた芋ペースト。上から阿波和三盆をたっぷりかけ、炙られて提供されるんです。

そしてなんと、アイスがトッピングできちゃうという誘惑まで店員さんにしっかりしていただきました(笑)

自家製のミルクアイスとならば、これはもうトッピングしないわけにはいきませんからね。



「生プリン」は、店員さんが仕上げに上からお砂糖をまぶしてくれます。

気になるお味はというと…全体が上品な甘さでまとまっていて、素材そのものの味をしっかり感じられておいしい!

「生プリン」は濃厚なミルク感があり、なめらかな口当たり。上にのっているミルクアイスやお砂糖と一緒に食べてもくどくない甘さで、パクパクと食べ進められちゃいます。

ミルクアイスと特にマッチすると思ったのが、ねっとり食感の芋ペースト。一緒に食べると、芋にまろやかなミルク感がプラスされ、よりコクのある味わいになりました。

もちろん、全部一緒に味わうのもおすすめ。それぞれの素材本来の甘さや食感のハーモニーが口いっぱいに広がり、とてもしあわせな気持ちになれる時間でした。

濃厚な抹茶ラテも絶対に外せません



京都ではいろいろなカフェの「抹茶ラテ」を飲みましたが、「糖太朗」の「抹茶ラテ」が一番濃厚で求めていたお味でした!

こちらは、店員さんが目の前でお抹茶を入れて仕上げてくれます。



ほろ苦さがあって、奥深い味わい。プリンの上品な甘さと、とてもマッチしておいしい〜!



ドリンクには、 米飴、黒糖など4種類のお砂糖が使われている「ベビーカステラ」が添えられています。

ふんわりと焼き上げられ、ほのかな甘さが感じられる素朴な味わい。

こちらも「抹茶ラテ」のほろ苦さと相性抜群です。生プリンにトッピングでのせた、ミルクアイスをつけてもおいしい…。



上品なお砂糖の甘さをたっぷり堪能できる「糖太朗」は、知っているとおしゃれな人だと思われそうなハイセンスな京都カフェ。

スタンド式というのが、よりこなれている感じが出ませんか?

京都に行く予定がある方は、ぜひ足を運んでみて。

糖太朗公式Instagram
@totaro_kyoto