【2023年6月の開運日カレンダー】2日は「大安」「一粒万倍日」、十二直の「開」のラッキーデー
――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 6月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!
■6月の吉日
・大安(たいあん)……2日、8日、14日、18日、24日、30日
大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……2日、3日、16日、17日、28日、29日
「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。
・寅の日(とらのひ)……1日、13日、25日
トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるとされている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。
・巳の日(みのひ)……4日、16日、28日
巳(へび)は弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こしたりすると、金運が高まるといわれています。
・天赦日(てんしゃにち)……5日
「天が万物を赦す日」とされている天赦日。暦の上で最も吉日といわれており、年に5〜6日しかありません。告白や結婚、書類の提出、開業、新規開拓など、あらゆることにおいて最良の日とされています。
・天一天上(てんいちてんじょう)……4日〜19日
方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。
■6月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……8日、22日、30日
悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまったりしやすい凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。
・十方暮れ(じっぽうぐれ)……1日〜4日
十方暮れは、十干(天)と十二(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をしてもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。
■6月の注目日&要注意日
1日から4日までは、「十方暮れ」の期間です。4日間とも吉日と重なるため、吉につながる行動は取り入れ、凶をできるだけ避けるよう慎重に行動しましょう。
「寅の日」の1日は、「十方暮れ」に加え「仏滅」も重なっているため、凶の色が強い日。トラブルになりそうなことは避け、問題が起きてしまったら、早めに対処するようにしましょう。
2日は「大安」「一粒万倍日」、十二直の「開(ひらく)」と、吉日が揃っている日。月初めの参拝や祈願に最適です。近所の神社やお寺に行ってみましょう。
同じく「一粒万倍日」の3日は、九星が「五黄」、十二直が「閉(とづ)」。どちらも積極的な行動は凶です。大事な決断をしたり、自分から動いて変化を求めたりするのはNG! 周囲の様子を観察し、動くタイミングを待つといいでしょう。
「十方暮れ」最後の日の4日は、「巳の日」だけではなく「天一天上」や満月も重なります。部屋の掃除や衣類の整理整頓をして、運気を整えましょう。窓や鏡を磨くと、魅力や個性が引き出され、周囲から注目を集めやすくなります。
4日から始まった「天一天上」は、19日まで。雨の日が多くなりやすい6月は、掃除の他にも、こまめな換気や湿気取りを重点的に行いましょう。
8日は「不成就日」と「大安」の吉凶混合の日。九星は、協調性の性質を持つ「一白」で、この日は周りの動きに合わせて行動するのが吉です。
13日も「寅の日」と「仏滅」と、吉凶が重なります。仕事やお金のチャンスを得るための行動に適している日ですが、結果や見返りを求めすぎないように気をつけましょう。
「大安」の14日。この日の九星は「七赤」で、ときめきの感度が増す日です。恋愛を求めている人は、この日に出会いを探してみて。いい人が見つかるかも! お気に入りの家具やグッズを探すのにもいい日です。
週末でもある16日は、「巳の日」「一粒万倍日」のダブルラッキーデー! 身近な場所や親しい人間関係に、幸せのヒントが隠されています。小さなサインも見逃さないようにしましょう。
17日の「一粒万倍日」と18日の「大安」の両日は、共にお金を守る行動が吉を呼びます。お財布の手入れや家計簿の記帳、カードやレシートの整理をしましょう。
「不成就日」の22日の六曜は「先負」。慌てたり焦ったりすると、さらに凶を呼んでしまいます。この日は冷静さを保ちましょう。
実は、24日の「大安」も、十二直の中でも最凶日である「危(あやぶ)」と重なっており、注意が必要な日です。悪いことが起きても、気持ちをうまく切り替えていきましょう。メリットのないものを断ち切っていくと、次のステップが見えてきます。24日は、何かをやめるのに最適な日なのです。
25日の「寅の日」の九星は、火の気を持つ「九紫」。熱意を持ち、自分から率先して事にあたると願いが叶いやすい日です。思い立ったら即行動に移して! なお、この日は「赤口」なので、勝負事や大事な決断は吉の時間帯であるお昼に行いましょう。
28日、29日は「一粒万倍日」です。認知を広めたいなら、28日に営業や自己アピール、SNSやブログでの告知を行いましょう。この日の九星は「三碧」で、拡散力が強くなっています。プラス「一粒万倍日」のパワーで、さらに情報が拡がっていくでしょう。
29日は「仏滅」と重なる吉凶混合の日。神仏だけではなく、自分を大事にしてくれる人たちとのご縁を大切にしましょう。この日は、信頼関係を深める行動が幸せにつながります。
「大安」と「不成就日」が重なる30日。十二直は「除(のぞく)」で、悪いものを取り除くといい日です。物事の改善を求めたり、不調を治したりすると運気が高まるでしょう。
凶が目立つ「不成就日」なので、改善点が見つかりやすいかもしれません。見つかったら早急に対処し、先に持ち越さないようにしましょう。
「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1〜3日は北、20日〜25日は北東、26日〜30日は東が凶方位になります。
6月の終わりには、神社で「夏越の大祓」が行われます。茅の輪くぐりや人形祓いを行い、半年分の厄を落としましょう。
(咲羅紅)