この手相の人はインフルエンサーになれる!? 感情線と頭脳線の間をチェック
11月10日深夜放送の新番組『占いなんて信じない』。ゲストは、前回(11月3日放送)に引き続き、お笑いコンビ・Aマッソの加納さん、村上さんです。最強占い師軍団が悩みを占いました。
■話題の占い師・暮れの酉がAマッソを鑑定
この番組には毎回、深い悩みを抱えるゲストが登場。全国から集結した最強占い師軍団が悩みを占いで解決していきます。番組の特徴は、見届け人である加藤浩次さんが鑑定に立ち合い、占い師とゲストの両者に忖度なしに吠えまくること。
「占いを信じない男」加藤さんだからこその鋭い質問やツッコミに、ときには占い師がたじろぐ場面も。超リアルな占いバラエティ番組です。
今回の放送では、まずオッティモちゃんが、その後、暮れの酉さんが、Aマッソの2人を鑑定しました。
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◎今回の占い師
暮れの酉(くれのとり)さん
古今東西の占術を極め、大阪で19年間行列を絶やさなかった伝説の占い師
【鳳凰数術(ほうおうすうじゅつ)】
名前の画数と生年月日から鳳凰数を割り出し占う
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■手相占い…村上は努力が足りない?
第1ラウンドとして占ったオッティモちゃんに続き、暮れの酉さんがAマッソの悩みを占います。
暮れの酉さんは「手相はどう生きてきたかの履歴書」と言い、まずは手相をチェックすることに。2人の両手を撮影し、画像を見つつ鑑定しました。
オッティモちゃんの鑑定通り、村上さんは生年月日で占うと「恵まれたものを持っている」そう。でも、手相をを観る限り「努力が足りない」と暮れの酉さん。加納さんは大笑いして「マジで言って!」と同意します。
努力が足りないと占った理由は、手にほとんど“しわ”がないから。人は大人になるにつれ、苦労したり、悔しくて拳に力が入るようなことが多くなると、しわが増えるそう。しかし、村上さんの手はツルっとしていて「子どものまま止まってますよ」とのこと。
手にしわがあまりない人は、みんな同じように考えていいのか? と加藤さんが尋ねると、暮れの酉さんは、野球などをしていて手の皮膚が硬い人は線が少なくてもいいけれど、村上さんの手は柔らかく、きめ細かいのにしわがないと返答。
きめ細かい人は線が入りやすいので、そういう手をしているにも関わらず、しわがないのは問題と伝えました。
努力不足ということについて加藤さんが話を振ると、加納さんは「ラジオのオープニングトークを20秒で終わったりとか」と告白。1時間半の番組なので、それぞれ30分ずつくらい話せばいいところ、20秒で終わるので、自分ばかりしゃべっているとこぼします。
話せば話すほどバッシングを受けることも増えるし、言葉が強いなどと評価されるけれど、一方の村上さんは「のほほんとしてかわいい」と言われるそう。このエピソードを受け、加藤さんは「じゃあ、努力したほうがいい? 村上は」と暮れの酉さんに聞きました。
■愛されるけれど愛を返せない手相の持ち主
暮れの酉さんいわく、村上さんには「愛嬌の線」があり、「うまいこと省エネで、周りの愛情を受けて育つ」タイプとのことです。でも、愛情を受けるだけ受けて、人に返すことはできないのだとか。
悪く言うと「人に居心地よくしてもらうばっかりで、自分で作り出せないんですよね」とも。村上さんは「そっか」と納得した様子でした。
ここで加藤さんが「本当に『M-1』優勝したいと思ってる?」と質問。村上さんは「したいと思ってます」と答え、「売れたいと思ってる?」との問いにも「売れたいと思ってます」と返答します。
けれど「どっちでもいいと思ってない?」と聞かれると、「ちょっと思ってます」とにっこり。加藤さんはのけぞって大笑いし、加納さんは「初めて聞いた」と驚愕しました。
オッティモちゃんの占いでは、村上さんが主導権を握ると決勝にいけるという話でしたが、暮れの酉さんは、村上さんが柱になると決勝に「いけないと思う」と鑑定。加納さんは「聞いてるかー? オッティモ!」とスタジオの外に向かって呼びかけます。
『M-1』の勝敗にも、売れることにも、加納さんほどはこだわっていない様子の村上さん。でも、相方の「出たいっていう意志は汲みたい」と言い、「優勝したいっていうのも尊重したい」と語りました。
とはいえ、ネタ選びに関しては「やりたくないことはやりたくない」ときっぱり。この会話を聞いて加藤さんは暮れの酉さんに、ネタ選びはどちらがしたほうがいいのかと質問します。
■加納は「中途挫折の相」を持つ
暮れの酉さんの占いでは、加納さんは「ハングリー精神」の持ち主であり、「中途挫折の相」が多い手相。仕事の線にも、親を表す場所にも、苦労の線が多く出ていると伝えます。
23〜24歳から27歳ぐらいまでは、仕事の線の上に「島」が入って線が分かれているため、苦汁をなめ「こんな奴らに負けてたまるか!」という経験を、きっとたくさんしたと暮れの酉さん。
10年ほど結果が出ず、「ずっと劇場でくすぶってた」という加納さんは、仲のいい芸人がどんどん売れていくこともあり「くそー」と思っていたと明かしました。その横にいた村上さんは「どう思ってたの?」と聞かれ、「何とも思ってない」と回答。スタジオ中が笑いに包まれます。
暮れの酉さんは加納さんの手相に関して「感情線と頭脳線の間が広い」と鑑定。ここの幅が広い人は、幅広くいろいろなジャンルにチャレンジする「バイタリティーの鬼」とのこと。例えば、若い人たちに向けメッセージを届ける、インフルエンサー的な役割を担う可能性もあるそうです。
そういうタイプでもあるため、手相を見る限り、「ハングリー精神のスゴい強い加納さんが引っ張るからこそ、勝つんです」と暮れの酉さん。だからネタを決めるのも加納さんがいいと占います。
■どちらが主導権を握るべき? タロットで占う
そろそろ『M-1』のネタ選びの時期ということで、2人のうち、どちらが主導権を握るべきかも鑑定しました。こちらは手相ではなくタロットを用います。
加納さんと村上さん、それぞれを占ったところ、加納さんが選んだのは「力」のカードという結果に。そして、村上さんが選んだカードは「世界」でした。
加納さんの「力」は岩と折れたハサミ、破れた紙が描かれたカードで、「頑固な岩」を表しているとか。村上さんは「誰の意見も聞かんちゃうの?」とコメントし、加納さんは「そんな頑固もの?」と驚いた様子。
暮れの酉さんは「ネタに関してだけ言うと、本当に相当頑固もの」と言い、「百戦錬磨の人」と鑑定しました。だから強く「勝利ができるイメージ」なのだそう。
一方、村上さんのカードはシャボン玉を吹いている絵柄の1枚。この「世界」のカードには「完成」という意味があり、もう今の状態で完成。これ以上、上にいかないことを表していると告げました。
「現状で満足して、のんきにシャボン玉を吹いてるイメージ」との鑑定結果に、加納さんは「スゴい違うやん! こんな変わる?」とびっくり。暮れの酉さんは「あぶくで消えたくなければ、やっぱり岩である加納さんが引っ張るべきです」と占断します。
これで落ち着いたかと思いきや、加藤さんは反対意見をぶつけました。一般的には暮れの酉さんの鑑定結果が正しいと言いつつ、お笑いのネタは「ハサミで切れない岩」のようなネタよりも、「ぷぅーってシャボン玉吹いてる」ほうが面白いと持論を展開します。
芸人側が気合いを入れすぎると、観客も緊張して笑えなくなるとの意見に「なるほど」と相槌を打つ加納さん。すると「お笑いって努力じゃないですもんね?」と村上さんが口を挟み、加納さんに「誰が言うてんねん!」とどやされました。
村上さん主導を推した加藤さんは暮れの酉さんに「申し訳ないけど、僕、オッティモ寄りですよ」と伝え、「意外! ここに来て」と加納さんが叫びます。
■今年の『M-1』決勝戦は波乱の予感
最後に暮れの酉さんは「今年の『M-1』はどんな大会か」、そして「Aマッソは決勝までいけるのか」ということを占いました。『M-1』のイメージとして出たカードは「デビル」。ダークホース的な審査員が現れ、その人が波乱を起こすと読み解きます。
続いて、そんな決勝の舞台にAマッソは出られるのか? と占った暮れの酉さんは、カードをめくって渋い表情に。「閻魔に裁かれてアウト」という絵柄のカードだったため、「準決勝……?」と占いました。
「準決勝かい!」とガッカリした加納さんは「もう一回やってや」と要求。加藤さんの提案で、今度は村上さんが主導権を握った場合、どうなるかを鑑定します。
ここで出たのは「女帝」のカード。「女の戦いを制すべし」という言葉に加納さんが「『THE W』優勝するってこと?」と聞くと、暮れの酉さんは「うん」と頷きました。
2021年は女芸人No.1決定戦『THE W』で準優勝だったAマッソ。「『THE W』優勝でいいんじゃないの?」と聞かれて加納さんは「それはありやな」と機嫌を直します。
でも加藤さんが「『THE W』優勝、『M-1』準決勝敗退でございます」と宣言すると「今そんなん言わんといてよ」と反応しました。
次回は恋に悩む人気女性芸人が登場。結婚運を占われ、悲劇の結末に絶叫!? お楽しみに!
■暮れの酉の「鳳凰数術」であなたの性格を占う
公式サイト:暮れの酉の「鳳凰数術」