東カレ厳選の麗しの美女を紹介する『金曜美女劇場』。

本連載では、東京の夜のシーンに似合う艶やかな大人の女性たちを紹介していく。

▶前回:見てるだけで癒やされる“マシュマロ系美女”。K-POPグループからタレントに!




股下87cmという驚異の美脚を持つ・新田ゆうさん、27歳。

脚が長すぎて、全身を写真に収めることが困難なほどだ。




グラビアアイドルやタレントとして活動中の彼女だが、実は某大学院の薬学研究科で学ぶ学生でもある。




さらに10代の頃はフィギュアスケートに打ち込み、浅田真央や安藤美姫と練習仲間であったというから驚く。




薬学研究とフィギュアスケートとタレント。

異色の経歴を持つ彼女。

一体これまでどのような人生を歩んできたのだろう。




順を追って、詳しく聞いてみた。


フィギュアスケートの世界で花が開き…


浅田真央さんとの思い出


ゆうさんは、小学3年生の頃、祖母にスケートリンクに連れて行ってもらったことがきっかけでスケートを習い始めた。

当初は「可愛い衣装を着て踊りたい」という軽い気持ちだった。

しかし3年後、トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルを獲得する姿を見て、感銘を受け、本格的に練習をするようになった。

すると、その成果はすぐに表れた。

同年、地元・神奈川のジュニア大会に初出場して優勝を果たす。

中学進学後も地元の強豪チームに所属し、来る日も来る日もリンクを滑っていたゆうさん。

通学時にスケート場に立ち寄り朝練をすることが日課だった。

当時、同じリンクで滑っていた浅田真央さんとの忘れられないエピソードがあるそうだ。

「朝練で“愛の夢 第3番”という曲を流して私が滑ろうとしたら、同じ時間にリンクで滑っていた浅田さんが『私も同じ曲で練習してるよ』って笑顔で声をかけてくださったんです。憧れの方とお話できて嬉しかったですね」

活躍する選手を間近に見ながら、練習に励んだゆうさんは、大会で毎回表彰台に上がるほどに成果を残していく。

しかし、中学3年で臨んだ大会ではフィニッシュ直前に転倒して6位までランクダウンしてしまう。

表彰台を逃した悔しさで、両親の前で泣き叫んだという。

「初めて味わう挫折でした。でも、その時に父が私のことを一喝してくれたんです。

『泣いている暇があるんだったら、ほかにすることがあるだろ』って。そこから、気持ちを切り替えて、次の大会に向けて練習に集中することにしました」




転機が訪れたのは、進路を考えていた高校3年生のときだった。

当然のようにフィギュアスケートに強い大学に進もうとしていたが、父親から「学業も大切にして文武両道を目指しなさい」という言葉をかけられた。

「その言葉が印象的でした。たしかにこれまではスポーツばかり頑張ってきたけど、もっと広い世界を知ることは大事だなと思って」

そこでスケート界は引退し、これまでと異なる分野に進むことを決意。

医療分野に興味があったゆうさんは、猛勉強をして、神奈川県内の薬科大学に合格した。

「入学後は、机にかじりつくように勉強しました。それでも成績が上がらずに、もがいていましたが、ある日を境に徹夜はやめて、早起きして勉強することにしたんです。

その方法が私に合っていたみたいで、一気に勉強がはかどるようになりました」

朝5時起きで大学に向かい自習を続ける日々は過酷だが、スケート時代の経験が役に立ったという。

「フィギュアを頑張っていた時も『なぜ、この技ができないんだろう』と、日々自己分析していたので。

同じように『なぜ、この問題が解けないんだろう』と冷静に考えて、感情的にならないように対処しました」




そして、大学4年のときに、地元テレビ局で学生レポーターに挑戦したことがきっかけで、芸能界に入りたいと強く思うようになる。

「実は小さいころから、芸能関係者からスカウトをしていただくこともありました。ただ、当時はフィギュアスケートに夢中だったし、両親も反対していたので諦めていました。でも、レポーターに挑戦したことで、再び芸能界への想いが湧いてきたんです」

そこで、両親に「芸能活動も挑戦したい」と直談判した。

長い話し合いの末、3年ほど大学を休学し、芸能活動に集中する期間を作ることにしたそうだ。

「大学卒業後にタレント活動をする、という選択もありましたが、学業と芸能、両方とも中途半端になるのは嫌だったので。

親を説得して『一旦は芸能の仕事に集中します』と宣言して休学しました」

休学中の学費は自分で払うと決め、芸能活動とアルバイトを掛け持ちしながら払ったそうだ。

「自分で決めたことなので。大変だけど頑張れました」




グラビアアイドルとして写真集やDVDを発売するなど精力的に活動し、芸能活動が軌道に乗った彼女。

現在は復学し、大学院の薬学研究科に進学し新薬研究に励んでいる。

今後は、どのような活動をしていきたいのだろうか。

「立派な研究者になりたいですし、タレントとして情報番組のコメンテーターにもなりたいです」

でも、と付け加える。

「賢いキャラというよりは、バラエティー番組が大好きなので天真爛漫な私を出していきたいですね」

そう言って、瞳を輝かせた。




最近は、タレント業のオーディション合格率も格段に上がってきたという彼女。

「デビュー当時は、月に1回お仕事があればいい方でしたけど。今はスケジュール帳が芸能の仕事で埋まっていくのがとても嬉しいです。薬学の研究と芸能活動、どちらもやり甲斐があります」

今度は恋愛についても聞いてみた。


夢に向かって頑張る男性が好き!


男性には尽くしちゃうんです


まずは、タイプの男性を聞いてみる。

「私、男性のことは育てたいタイプかもしれません。私が彼を応援することで出世したり、ステップアップしたりしてほしい。

なので、すでに社会的地位がある方よりも、夢に向かって頑張る途中の男性のほうが良いです。そういう男性のことを応援したいし、きっと尽くしちゃう」




高校時代には、淡い恋のエピソードも。

「私は女子校に通っていたのですが、隣の男子校で野球部に入っている男の子に片思いしました。

一度だけデートしましたけど、お台場でレインボーブリッジを眺めただけ(笑)。高校生なんて、そんなもんですよね」

そう言って笑う。




ちなみに好きな男性の前では、人見知りをしてしまうという。

「少しでも会っていない期間が続くと人見知りしてしまうんです(笑)。でも、そこでグイグイこられるよりは、少し私を放っておいてほしいかな」




「今は研究と芸能活動に邁進中ですけどね!」と熱く語る彼女。

自分の夢に向かいキャリアチェンジを重ねて邁進するゆうさんの、今後の活動に期待したい!

<今週の美女>
新田ゆうさん
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<カメラマン>
佐野 円香

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