年齢を重ねるにつれて、年上男性への憧れより、年下男性の若さに惹かれ始めますよね。恋愛や結婚の対象も気づけば年下ばかり…なんていう人も多いのでは? これで男性側も年上女性を好んでくれればいいのですが…現実はどうなのでしょう。今回は独身男性がどれくらい年上女性を恋愛対象に見てくれているのかを調査してみました。

7割以上の男性が年上女性は恋愛対象と回答

ノマドマーケティング株式会社が運営するe-venzにて、全国の20歳〜49歳の独身男性1,000名に行った調査によると、全体の72%の男性が年上の女性は恋愛対象と回答。年代別に見ると、20代は80%、30代は73%、40代は67%と年齢を重ねるごとに、若干減っていくことが判明。とはいえ、40代の男性でも7割近くが年上女性を恋愛対象に見ていることがわかったのです。

「5歳差まで」が6割、25%は「10歳差以上」も恋愛対象に

実際、どのくらい年上までが恋愛対象になるのでしょう。「年上女性が恋愛対象になる」と答えた男性720名に具体的な年齢差を答えてもらうと、「5歳差まで」という人が63%という結果に。そして4人に1人が「10歳差以上」も対象になることがわかりました。

5歳以上年上でも恋愛対象になると答えた男性は約4割も。

年上女性が恋愛対象になると答えた男性に、実際に年上女性を好きになる心理を尋ねたところ、全体的に「甘えられる」「頼りになる」「包容力がある」という意見が多数。また同世代や年下女性にはない「色気」を感じている男性や、「お姉さんタイプが好き」「落ち着いた感じがいい」などの意見も多いことがわかりました。

では実際どれくらいの男性が年上女性と付き合ったことがあるのでしょう。

4割以上が年上女性との恋愛経験あり

「年上女性が恋愛対象になる」と答えた男性に、実際に年上女性とお付き合い経験があるかを尋ねたところ、「はい」と答えた人は43%。ちなみに20代は35%、30代は41%、40代は48%と、年齢が上がるほど年上女性との交際経験があることがわかりました。

出会いのきっかけは、職場・バイト先・学校が多数

年上女性との出会いのきっかけについては、「職場/バイト先/学校」など、日常生活の中で自然に出会った人が多いことが明らかに。次いで「知人の紹介」が多いようです。またマッチングアプリや出会い系サイト、SNSなどを通じて出会う人も少なくなく、中には「オンラインゲーム」という人もいました。

■年上女性と出会ったきっかけ■
「職場で話しているうちに仲良くなりました」(49歳/埼玉県)
「合コン」(41歳/北海道)
「出会い系」(42歳/岩手県)
「街コン」(41歳/北海道)
「マッチングアプリ」(33歳/埼玉県)
「SNS」(40歳/北海道)
「知人の紹介」(49歳/青森県)
「一目ぼれした相手がたまたま年上だったのです」(47歳/千葉県)
「彼女からのアプローチ」(45歳/東京都)
「オンラインゲーム」(38歳/大阪府)

「敬語が抜けない」という男性の悩みもあるが…

年上の彼女と付き合う男性の間でよく聞く話が「敬語が抜けない」という悩み。実際に年上彼女に敬語を使うと答えた人は30%。職場での出会いがきっかけで付き合うと中々敬語が抜けず、恋愛関係になっても、結婚しても敬語を使い続けている男性も少なくないようです。敬語だと少しよそよそしさを感じると悩んでいる人も多いよう。そういう場合は、年上女性の方から「敬語はやめようよ」と声をかけてあげたり、少しずつタメ語を取り入れるように促し、慣れていくといいかもしれませんね。

年上の女性と付き合う方が安心するという男性も意外と多い

年を取るにつれて、恋愛や結婚に消極的になりがちな女性ですが、今回の結果を見る限り、男性はそれほど年齢にこだわらず、年齢よりその人の人間性を見ていることがわかります。(婚活の世界では、男性は相手の女性の年齢にこだわる傾向があるようですが…)

ちなみに男性が思う年上女性の魅力は、「包容力(母性)」「自分だけに見せるかわいらしさ(ギャップ)」「無邪気な笑顔」なんだとか。普段しっかり者に見える女性が、自分といる時にはリラックスしてくれたり、ちょっと抜けた姿を見せる…ということが男性にとってはうれしいそう。年下男性に出会った時は、自分が年上だから!と頑張りすぎるのではなく、普段のままの自分を見せることがいいのかもしれませんね。