今や店舗やビルの入り口には、ほぼ手指消毒用のアルコールスプレーやジェルが設置されていますね。筆者の自宅玄関にも、エタノールのスプレーを置いていますが、買った時のスプレー容器のままです。

今更ながら、自宅にも手をかざしたら自動でシュッとアルコールスプレーが出るディスペンサーが欲しいなと思い、Amazonや楽天で物色していました。だいたい3000〜4000円の価格帯のものが多く、スプレーの出方はどうかな、ちょっと失敗したら嫌な値段だよな〜と、どれにするか決めかねていました。

そんな折、300円均一でおしゃれな雑貨が買える「3COINS(スリーコインズ、通称スリコ)」へ たまたま行く用事があり、足を運んだところ、オートアルコールディスペンサーが売られていたのです!

スリコで2,000円にひるむも割安&スッキリデザイン!

3COINSではありますが、オートアルコールディスペンサーの価格は2,000円。ほかのものが300円なだけに、すごく高く感じてしまいます(笑)。しかし冷静に考えれば、ほかで見たオートアルコールディスペンサーの平均価格帯は3000〜4000円、充分に割安です。

さらに、店頭での手指の消毒用にも実際に置かれていたので、スプレーの出方や質感を確かめることができたのも、大きな決め手でした。そして、一人暮らしに大げさすぎないサイズ感、スッキリしたデザインも気に入ったので、買って帰ることに。ちなみに、筆者が訪れた店舗では、オートソープディスペンサー(液体タイプ)も販売されていました。泡で出るディスペンサーが売っていたら、そちらも購入したはず!

高級感という感じではないがとにかくシンプルでカンタン操作

オートアルコールディスペンサー 2,000円(税抜)

実際に購入したのがこちらです。3COINSオリジナル商品なら、センサーが反応しないなどトラブルがあった場合も店頭で交換できるかな?と思ったのも決め手。形はとにかくシンプルなゆるやかな円錐型で、容量は350mlです。

ボトル部分とディスペンサー部分の2つのパーツでできている

スプレーボトルなどでもよくある、塩ビのような半透明のボトル部分と、ディスペンサー部分に分かれています。ボトルにアルコールを入れて、スポッとかぶせればOKのわかりやすい構造ですね。

使用していなかったエネループを活用

USB充電式のディスペンサーもありますが、こちらは単三電池を4本使う電池式。ちょっと地球とお財布に優しく、充電式のエネループをここで活用します。

アルコール噴射量を2段階切り替えられることが判明

噴出しすぎても周りに飛び散りそうなので、そんなに多くなくていい

ふと箱を見ると、電源ボタンのタッチで、アルコールの噴出時間を約0.75秒と0.5秒で切り替えられることが判明。 噴出時間の差=1回のアルコール噴出量の差となるので、お好みのほうに調節可能。安いのに、気が利いていて驚き!

2回タッチでピンクに切り替わる

家の玄関にアルコールがボタボタ垂れたりしても嫌なので、少なめの約0.5秒に設定。トントンと2回タッチするだけなので簡単ですね。

大きすぎず、一人暮らしの玄関にもいいサイズ感

玄関に設置されたディスペンサー

さっそく筆者宅の玄関に置いてみました。一人暮らし用の部屋によくある、玄関を入ってすぐの下駄箱の上に設置したのですが、350mlというサイズは、大きすぎずいい感じにフィット。また、ほかのものを取るときに過剰に反応することもなく、使い勝手の良さも感じています。

ちょうど手のひらから溢れすぎない程度の、細かい霧が広がります。

SNSでも大評判の「スリコのオートアルコールディスペンサー」。実際に購入してみて、程よい使い勝手に「これは確かに推せる……!」と納得してしまいました。もし購入を検討している方がいらっしゃったら、売り切れている店舗もあるようなので、お早めにチェックしてみてくださいね。

3COINSオンラインストア
https://www.palcloset.jp/display/item/2101-KP-S1-0000/?b=3coins

取材・文/安念美和子