市販のパーマ剤と美容院で行うストレートパーマの違いは?

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市販と美容院のストレートパーマの違いは?

市販と美容院のストレートパーマの違いには、「パーマ剤の選択肢の広さ」「施術者の技術」の2つが挙げられます。

「パーマ剤の選択肢の広さ」

ストレートパーマは、まず還元剤という薬剤で髪の結合を切断します。

その後、酸化剤という薬剤で再び結合させるという仕組みでパーマがかかります。

この時に使われる薬剤は、チオグリコール酸アンモニウムやシステイン、チオグリセリンなどです。

薬剤の違いによって、パーマの「かかりの強さ」「質感」「髪へのダメージ」が異なります。

そのためパーマ剤は、施術する髪質や髪の傷み具合によって使い分けられます。

市販のストレートパーマの場合、薬剤の選択肢が美容院に比べて少ないです。

また、自分の髪に合った薬剤を選ぶことも専門家以外には出来ないため、髪質や髪の傷み具合に適していない薬剤を使用してしまうことにより、髪を大きく傷つけるリスクも高くなります。

「施術者の技術」

ストレートパーマは高い技術と経験が求められる施術になっています。

そのため施術する者の能力によって仕上がりが大きく異なります。

特に市販薬を使い自分の髪にストレートパーマをかける場合には、見えにくいところや手の届きにくい場所も均等にする必要があるため、非常に高い技術が必要になります。

ストレートパーマは、髪に与えるダメージが大きい施術ですので、繰り返しすることが難しく、失敗が許されない施術ですので、慎重に行う必要があります。

市販のストレートパーマのコツ

市販のストレートパーマが大変難しい施術だと、理解してもらえたと思います。

それでもセルフパーマを行う場合は、これから紹介するコツを守ると失敗のリスクが減少します。

「1.コームでしっかり伸ばす」

髪を十分に伸ばして行わないと、ストレートパーマの効果は得られませんのでしっかり伸ばしましょう。

「2.1剤と2剤の間で髪を乾かす」

1剤を洗い流した後は、髪をしっかりと乾燥させましょう。
ヘアアイロンがある場合は、ヘアアイロンで伸ばしながら乾かして下さい。

「3.湿度が低い日を選ぶ」

ストレートパーマの仕上がりに大きな影響を与えるのが湿度になります。

特に雨の日は湿度が高いので、出来るだけ避けるようにしましょう。

このように、ストレートパーマのことを理解してからセルフパーマを行うようにしましょう!