フレネミー?あなたを不幸にする友達の見分け方

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「彼女とは学生時代からの友達なんですが、わたしに彼氏ができたとたん、あれこれ彼とのことを反対するようになって。最近はうまくいっていません」

5,400件以上の恋愛相談を受けていると、男女のみならず、同性同士の人間関係のいざこざのお話も伺います。フレネミーとは“友を装う敵”のこと。 フレンド(友)とエネミー(敵)で作られた造語です。

意外に多いのが、「女友達が、自分と恋人の仲を反対する(うまくいっているのに)」というもの。恋愛の足を引っ張るのは、女同士のフレネミーの特徴そのものなんです。姉妹や母子であっても、恋愛ではフレネミーになることもあります。

今回のコラムでは、意外に近くにいるフレネミーの特徴をお伝えします。

1:プライバシーを知りたがる

自分のプライバシーはあまりオープンにせず、相手のことは詳細に知りたがり、何か興味を引くような悪い話があると他人から聞いた噂話として周りに広めようとします。

このような人には、自分の恋愛の話、例えば恋人がいる、あの人とデートした、などは絶対しないことをオススメします。恋人や好きな人が共通の友人の場合、彼女が彼に近づいて仲を引き裂こうとすることも結構ありますから。

2:他人の悪口を言い、同調させようとする

あなたと2人で話しているときに第三者の悪口を言い、あなたが同調すると、あなたがいない別の場所で、あたかもあなたが悪口を言っているかのように言いふらし、 自分の立場をよくしたり、あなたを貶めたりしようとします。

この人には、正直に言ってしまうといいですね。「その悪口に『そうですね』って言ったら、わたしが悪口を言ってたって、あとで言われますよね?」と。

フレネミーは自分より強いものに媚びる傾向がありますから、あなたが弱々しい態度を見せなければ、意外と簡単に撤退してくれることがあります。

3:強いものに媚びへつらう

その場その場で自分に都合のよい言動をし、自分より強いものの前では簡単にあなたを裏切ります。事後、あなたにこっそり謝ってくることもありますが、自分の立場を有利に保とうとするだけの気持ちからくる行動です。

このような人を見極めるポイントは、言葉よりも行動。言葉でいいことを言っていても、行動がそうでなければ、それが彼女の本当の気持ちです。

フレネミー被害に遭いやすい人は、“人を疑うことを知らない、いい人”が多いのです。全ての人を疑うことはありませんが、“なんか彼女といると疲れるな……”と感じるなら、あなたの直感を信じて距離を開けるなど、それなりの対策を取りましょう。

恋愛にしろ友人関係にしろ、あなたが幸せになるためにあるのですから。

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※ GaudiLab / shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。