専門家が解説。彼に知っていて欲しいPMS女子のトリセツ
毎月、生理やPMSでイライラや体調不良に悩まされる女性にとって、心を許せる彼や夫の存在がとっても大事!
一番の被害者であろう彼らは生理やPMSについてどれくらい知っているのでしょうか?
株式会社シー・コネクトが20〜30代の男性107人を対象に、女性の生理についてどのくらい知っているのか、どんな風に考えているのかをアンケート調査しました。
その結果、女性の身体と心への負担を気遣い、積極的に手伝いやフォローをしている男性たちの様子が浮かび上がってきます。
PMSや生理痛は、パートナーの理解があるととても助かりますよね! でも実は気遣いが逆効果なこともあるのです……。
そこで今回は管理栄養士である筆者が、ぜひパートナーに読んでもらいたい、PMSや生理期間中の女子たちの正しい扱い方をお伝えします。
■ご機嫌とりのデザートは逆効果!?「仕事帰りにデザートを買っていきます!」という男性がいましたが、実は逆効果……! 心身の不調には血糖値の乱れが関わっており、甘いデザートは要注意なのです。
特に夕食後にデザートを食べると夜間に血糖値が高い状態となり、その反動で早朝に低血糖になる可能性が高くなりやすく、悪夢を見たり、朝の目覚めの悪さや、イライラや疲れなどを感じやすくなります。
デザートではなく、その優しい気持ちだけ持ち帰ってねと伝えると良いでしょう。
■イライラを受け止めてあげるPMSや生理中の女子たちのイライラは、夫や彼に伝わっていますね。“イライラされても気にしない”、“理不尽に八つ当たりされても受け止めるようになりました”などなど、優しい男性たちもいっぱいいます。
女性ホルモンの関係で自分の感情が制御しにくくなっている状態なので、そこへ売り言葉に買い言葉をすると、ますますヒートアップ! PMS期間や生理中は、ぜひとも男性たちには爆弾処理班の気持ちで、こらえてもらいましょう。
いかがでしたか? PMSや生理痛に悩む女子たちの簡単なトリセツでした。ぜひ彼やご主人に読んでもらってくださいね。
それに甘えつつ自分の体調を良くするために、日ごろから甘いものを控えるなど行動していきましょう!
【参考】
※ 生理中の女性を気遣い、家事や晩酌… デザートを買ってきてくれる人も!? 20〜30代男性107人を対象に女性の生理について調査 - 株式会社シー・コネクト
【画像】
※ Maya Kruchankova / shutterstock
【筆者略歴】
海老沢 直美
高校生から13年悩んでいたPMSを「食×睡眠×心」で心身共に楽にした経験を活かし、食事カウンセリングを行う。生理に振り回されていた女性が、望む人生を送るためのサポートをしている。