リーダー不在は危険?人間関係で悩みやすい職場の特徴
“恋愛コンサルタント”の看板を掲げている筆者ですが、意外に多く話を伺うのが「職場の人間関係もうまくいっていない」というお悩み。特に女性は、小さな摩擦でも気にしてしまいますよね。
これまで伺ってきた様々なお話を考えてみると、人間関係で問題が起きる職場は、何かあると犯人探しが起きることが多く、「次はわたしがターゲットになるかも」と、ビクビクしてしまうことが多いようです。
今回のコラムでは、そんないじめなどが発生しやすい職場の特徴についてお送りします。
■1:ストレスが溜まる仕事をする職場
「ストレスのある集団は、いじめが起きやすい」というのは、子供だけでなく大人にもいえること。年齢は関係なく、気持ちに淀みがあると、そのはけ口として弱い者がターゲットになりやすいのです。ストレスをどこかで発散できるような風通しのよさがない場合も、状況を悪化させるようです。
■2:ある程度人数がいて、グループや派閥が作られている職場
人は徒党を組むと、そこに馴染まない者を排除しがち。排除したい気持ちを持たれていると、何かあったときにその人のせいになることがあります。そのような職場では、誰かが悪口を言っている場合でも、同意したらダメ。
A「総務課のCさんって、ちょっと仕事が遅いよね」、B「うーん、そうかもしれないなぁ」、こんな答え方をしただけで、「BさんがCさんの仕事が遅いと言っていた」と言われるようになるのです。
■3:全体を束ねるリーダーが不在である職場
いじめや仲間はずれを起こす人の精神年齢は、小学校高学年〜中学生レベル。体は大人であっても、心は子供なのです。そのため、荒れている学校でも先生の働きかけでよくなることがあるように、しっかりと導いてくれるリーダーがいればそこまで悪化しなかったりします。
メンバーの不平不満を聞いたり、職場のいざこざを解決できるリーダーが存在すれば、人間関係がひどくならないように常に目を光らせてくれるもの。ですからストレスが多くて派閥のある職場でも、そこまでひどいことにはならないようです。
今回挙げた項目は、多く揃っていればいるほどいじめや仲間はずれが発生するようです。石の上にも3年とはいいますが、あまりにもひどい場合は、心が壊れる前に信頼できる人に相談するなど、ガマンしすぎないようにして自分を守ってくださいね。
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【筆者略歴】
橘つぐみ
恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。