美容師が教える、30代からの白髪ケア

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年を重ねるごとに気になってくる白髪。染めても染めてもすぐに伸びて目立ってしまう。なぜか顔まわりやトップの分け目など、一番目立つところに生えてきてしまう。

白髪をそのままにしていると、どうしても年齢より老けて見えてしまいます。隠したところで余計に気になってしまう白髪。隠してもダメなら目立たなくしちゃいましょう!

そこで今回は美油脂の筆者が、白髪を目立たなくする方法を3つご紹介いたします。

白髪は隠すと余計目立ってしまう

実は、白髪をしっかり染めて全体を暗くすると、伸びたときに目立ってしまうのです。髪の毛は1ヶ月に1センチ伸びます。染めたてはしっかり染まって目立たなくなりますが、根元が伸びて白くなると、黒と白で白髪が浮いたようになり余計目立ってしまうんです。白髪は隠そうとすればするほど目立ってしまうもの。隠すのではなく目立たなくしてあげると、ストレスもなく美しい状態を長く維持できますよ。

白髪を目立たなくする方法

(1)髪の毛を明るくする

髪を明るくすると伸びてきた白髪が目立ちにくくなります。今は方法次第で白髪も明るく染めることもできるのでオススメです。ちょっと自信ないなという方も1トーン明るくするだけで目立ちにくくなりますし、肌の色も1トーン明るくなってくれますよ。

(2)ウィービング

ウィービングとはいわゆるメッシュのことです。ですが、従来のメッシュより細く染めて、ヘアスタイルと馴染みやすくなります。また。根元が伸びてきても目立ちにくく、1色で白髪染めをするよりはるかに目立ちにくくなってくれます。

(3)トップをふんわりとさせ、動きをつける

トップがぺちゃっとしていると白髪が目立ってしまいます。また、全体的に動きのあるスタイルだとふわりしてくれ白髪が目立ちにくくなりますし、毛先にパーマがかかっていると、そちらに目が行くので根元の白髪がカバーできます。

筆者が特にオススメするのが“ウィービング”です。色も単色で染めるより綺麗な色が出て他のカラーと差別化ができますし、何と言っても白髪が伸びてきても目立たない。

しかも、1回ウィービングを入れてしまえばその部分は切らない限りずっと保っているという、1石3鳥のお得なカラーなんです。色もの明るさも調節できるので、ヘアスタイルの規則がある仕事などにも対応できます。

他の2つの方法でも十分効果があるので、この季節とり入れてみてはいかがでしょうか?

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※ Alena Ozerova / shutterstock

【筆者略歴】

小泉 順一朗

美髪をテーマにお客様が本当の笑顔になるようにカウンセリングからお店作りをしている。普段のスタイリング等をラインなどでアフターフォローもしている。また、働く女性を支援し雇用面でも積極的にママさんを雇用している。