美味しく見える!フードコーディネーターが教える「お皿の選び方」
せっかく作った手料理を美味しそうに盛付けたり、SNSへアップしたいのに、どんなお皿を使ったらいいか分からない……そんなお悩みとは今日でサヨナラしませんか?
プロのフードコーディネーターは、時には実物以上に料理を美味しそうに見せなくてはなりません。それには、お皿の選び方が重要な鍵を握っていたのです。
そこで今回は、フードコーディネーターとして日々撮影で料理を素敵に変身させている筆者が、簡単にできるお皿の選び方をご紹介します。
■シンプルな白いお皿
一番失敗が少ないお皿の色が白です。
白はどんな食材の邪魔もしません。さらに、料理に一番近いレフ板(光を補う物)と言われています。これは人間にも言えることで、写真を撮る日はなるべく白い服を着ると、顔が明るく写り、綺麗に撮れますよね。
料理も白を利用して、綺麗に見せてあげましょう。そして、形もシンプルな方が、色んな料理に合わせやすいので、オススメです。
■小さ目のお皿
メーンの料理を盛付ける際、ディナー皿を使いがちですが、プロは少し小さ目のパスタ皿、デザート皿を良く使います。お皿に対して、料理は多くても70%程が美しく見える分量なのです。盛り過ぎに注意しましょう!
■光り過ぎないお皿
これは撮影の際の注意点です。メラミン素材の様な、光に当たると必要以上にテカテカと光ってしまうお皿は撮影には向いていません。陶器の様な自然な光沢でしたらいいのですが、光り過ぎると、料理写真が白飛びするだけでなく、妙に安っぽく見えてしまいます。
いかがでしたか?お皿一つで料理の見た目も左右されてしまうのです。せっかくの手料理、少しでも美味しそうに見せてあげて下さいね。
【画像】
※ Dmitry Galaganov / shutterstock
【筆者略歴】
sakura
祐成陽子クッキングアートセミナーにてフードコーディネーターの資格を取得。幅広いジャンルのスタイリングを行う。現在は店舗、企業商品の広告、タブロイド用スタイリング、レシピ制作、スタイリング講師などを担当。