むくみはためない!1日3分のふくらはぎスッキリマッサージ法
夕方になるとブーツがキツイ……という経験はありませんか?
朝はスルリと履けていたはずのブーツが夕方になると窮屈に感じる原因として、同じ体勢での長時間のデスクワークが血流を悪くし、リンパ液の流れを滞らせ、むくみとしてあらわれていることが考えられます。
特に心臓から遠く、重力に逆らいながら血液を心臓に戻す必要があるふくらはぎは、心臓まで血液を戻すために、ポンプの役割を果たす筋肉が必要となるため、筋肉が疲れる夕方にむくみでやすくなります。
今回はエステティシャンの筆者が、夕方のむくみ解消法として“むくみをためない!ふくらはぎを3分でスッキリさせる方法”をお教えします。普段からちょっとしたケアでふくらはぎがむくみにくくなる、簡単ケアをぜひお試しください。
■すきま時間3分でできる!むくみ解消マッサージ
(1)ひざの後ろをもみほぐす
膝の後ろをさすったり、押すなどして、温め柔らかくします。はじめは痛いと感じる方もいるかもしれませんが、回数を重ねることで痛みは和らいでいきます。
(2)骨周りのマッサージ
骨をマッサージするというと聞き慣れませんが、イメージとしては骨の周りの脂肪をほぐしていくイメージです。ポイントは親指で骨と脂肪のあいだに指を滑らせ、骨と脂肪を剝がすように骨に沿って行います。
(3)リンパ節に向かって流す
ふくらはぎ全体を両手で覆います。このとき親指が上、四指がふくらはぎ側にくるようにします。親指は添える程度、ふくらはぎ側の四指は少し力を加え、膝の後ろのリンパ節にリンパ液を流すことを意識します。
いかがでしたか? むくみは血流の流れ、特にリンパ液の流れをよくすることでスッキリします。ひざの後ろにあるリンパ節をもみほぐすだけでも、リンパの流れがよくなりむくみ解消の効果があります。
ふくらはぎのマッサージは、気づいたときにちょこちょこと行うことで、効果が感じやすくなります。忙しくても、テレビを見ながらなど、すきま時間を見つけて取り組んでみてください。
【画像】
※ Jacob Lund / Shutterstock
【筆者略歴】
山田みき
自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHK朝ドラ技術指導や雑誌掲載多数。エステ国際資格及び国内最高峰資格、アロマ国際資格保持。エステ/ヘアメイク/着付けコンテスト優勝及び上位入賞の経験あり。