【小顔管理士が教える】お風呂でたった3分!疲れ顔コリ解消法
帰宅して、ふと鏡を見たら……疲れて老けこんだ自分の顔に、ビックリしたことはありませんか? 日々、パソコンとにらめっこしながら、会話もせずデスクワークで座りっぱなしでは、脚がむくむのと同じく顔だって同じ表情でいたら凝り固まってむくみます。
やっかいなのは、20代の頃は寝れば翌朝スッキリしていたのに、年齢とともに翌日まで疲れを引っぱり、戻りが悪くなってくること。少しずつ溜まったコリは顔の下半分をたるませ、法令線や顔のラインのぼやけなど、老け顔を作る原因にも!?
そこで今回は、小顔管理士の資格を持つ筆者が“1日の顔の疲れをとるセルフ骨気(コルギ)”をご紹介。その日のコリはその日のうちに解消して、翌朝すっきり顔で一日を始めましょう。
■お風呂の新習慣!1日の顔の疲れに“セルフ骨気(コルギ)”
(1)鎖骨を流して血色UP
エステのフェイシャルでも必ず施術するのが鎖骨リンパ節。詰まりを取り除けば、顔の血色も良くなります。
鎖骨のくぼみを指で押して、詰まりをとるつもりでほぐします。肩こりがあると痛みが強いですが、ほぐれると肩周りも楽になります。
(2)頭皮を柔らかくして顔をリフトアップ
頭皮がコチコチだと顔までたるんでしまいます。顔の皮膚と一枚続きの頭皮が上がれば、顔全体のリフトアップにも効果的。頭皮をほぐすのは、艶やかな美髪ケアにも有効です。
指を広げて、前から後ろへ少し圧をかけながらゆっくり流しましょう。シャンプー中はもちろん、髪が濡れている方がやりやすいので、お風呂に入りながら行うのがオススメです。
(3)疲れ目解消&パッチリ目に
朝より目が小さく感じるのは、眼精疲労による目の周りの血行不良かもしれません。目の周辺の骨、眼窩(がんか)のふちには眼精疲労に効くツボもたくさんあり、目を大きくみせる骨気(コルギ)の施術でも行う場所です。
ゆっくり押して離すを繰り返すマッサージで、血行を促進してあげましょう。骨を押し広げるように押すのがポイントです。眼球は押さないように気をつけてください。
(4)下がった口元をリフトアップ
老け顔に見える法令線。夕方になるとくっきりしてくる……と、お悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。下がった口元を上げるために、ほぐしたいコリがあります。
小鼻の横、法令線の延長線から指1本外側を指でほぐし、場所をずらして目の下の骨まで行います。
ちょっと痛いのは凝り固まっている証拠。ほぐして柔らかくすることで、法令線を引き上げましょう。
(5)たるんだあごのラインをシャープに
シャープだったあごが丸くなり、やがて二重あごになってしまうのは、頬が下がってきたために起こります。
そこで、頬骨と下あごの境目をほぐしましょう。唾液腺も刺激できるので、唾液の分泌も促されるのでオススメです。
頬骨の下、指をあてて口を開けると動く筋肉を探してみてください。こちらも少し痛いですが、ほぐれると頬のラインがすっきり見えますよ。
いかがでしたか? 小顔管理士がオススメしたい、お風呂の中での新習慣。小さな積み重ねが、5年後、同じ年齢の方との差になるかもしれません。マッサージを行う際は、力を入れすぎず優しくなでるように行うのがポイントですよ。
【画像】
※ paultarasenko / shutterstock
【筆者略歴】
坂本雅代
大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。