男もドキッ!「足首がキュッと引き締まる」エクササイズ

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あれ?最近足首とふくらはぎの境目がなくなってきたかも!? という方は少なくないでしょう。実は足首が象足のようにふとくなってしまう原因には次のようなことが原因として上げられるのです。

まず、ぺたんこ靴やスニーカーがほとんどという方。ぺたんこ靴やスニーカーをずっと履き続けていると、足首のくびれの命ともいえるアキレス腱よりも、すねにあたる筋肉のが多く使っていることが多いのです。それにより、きゅっと足首を引き締めるのに必要なアキレス腱があまりつかわれなくなり、みるみる象足体系になんてことがあります。

もうひとつは歩き方の問題。足をひきずるような歩き方を続けていると、足首の返しをすることが少なくなってしまい、きゅっと引き締まることがなくなってしまうのです。

今回は姿勢調律士の筆者が、足首を引き締めるために実践している、ピンヒールでのAウォーキングをご紹介します。

■ピンヒールでAウォーキングとは?

Aウォーキングとは、身体にかかる重力に対抗したインナーマッスルという抗重力筋と呼ばれる筋肉を使うウォーキングです。アルファベットのAの形のように、頭はしっかりとひきあげます。そして、足を前に出すときはひざを伸ばしてかかとから着地します。

そうすることでアキレス腱がしっかりと使われ、みるみる美脚になるのです。ピンヒールは危ないのではないかと思われますが、ピンヒールを履きこなすようになるには筋力が使われますし、足を綺麗にみせてくれるため、男性ウケは間違いなし!

さらに、ふらふらしないようにしっかりとお腹を引き上げるためバランスをキープする筋肉にも効果が見込め、ピンヒールで歩き続けるだけでエクササイズになるのです!

■Aウォーキング効果をアップさせる「フレックスエクササイズ」

Aウォーキングは足裏からふくらはぎ、もも裏の筋肉のストレッチが重要です。特に日本人はひざを曲げて歩く人が多いため、猫背になりがち。すると足の変形などにより、靴擦れをおこしやすくなったりしてしまうのです。

そこで、帰宅してから必ず取り入れたいのがフレックスエクササイズ! フレックスとはバレエでかかとを出したときのこと。このフレックスエクササイズを1回するだけで、足の後面にあたる部分をすべてストレッチすることができます。

まずは写真のように、片ひざを曲げ片足は前に出しましょう。腰から身体をおるようにし、前にだした足裏を手で持ちます。そのままかかとをフレックスさせ、5秒数えましょう。

これを反対も行います。続けていると足首だけでなく、足全体が美脚に変身します。さらにピンヒールでAウォーキングも行いやすくなりますのでぜひ試してみてはいかがでしょう。

【画像】

※ Tinxi / Shutterstock

【筆者略歴】

野口早苗

sanareサロンにてピラティス&オステオパシーを取り入れた姿勢調律による心身のトータルケアサロンを運営。(社)日本姿勢調律協会代表理事。講師育成に取り組みながら普及活動を行う。