寒すぎる朝に!短時間で体温を上げるエクササイズ

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慌ただしい朝の時間は貴重です。筆者も現在、毎週7時からレッスンを担当していますが、朝フィットネスはとても気持ちよく、体も調子いいと出勤前の女性にも非常に好評です。

そこで今回は、健康づくりのプロである筆者が指導で行っている朝プログラムの中から選んだ、自分でできる短時間で体を温める朝のフィットネスを紹介します。寒すぎる朝に試してほしい、短時間で体温を上げるエクササイズです。

■片ひざ抱え上体おこし

(1)仰向けになった姿勢から、片ひざを曲げます。息を吸いながら片ひざを胸のほうに引き寄せ、息を吐きながらぐっと胸の方にかかえていきます。

(2)息を吸いながら、反対側の足を軽く上げます。息を吸ったり吐いたりします。左右30秒ずつキープしていきます。

(3)息を吸いながら、さらに首を起こしていきます。息を吐きながら、ひざと額を近づけていきます(首がツラく感じれば、すぐに下ろしましょう)。お腹部分がさらに刺激され、腹筋に効いていきます。

腹式で呼吸を行いましょう。曲げた太ももに膨らませたお腹をあてるようにしながら、息を吸ったり吐いたりします。左右30秒ずつキープしていきます。

■通勤歩きでエクササイズ

普段からよほど重い荷物でなければ、階段を使う習慣をつけましょう。歩き方のポイントとしては、ふとももの付け根から脚を広げ、かかとから着地するように歩きましょう。

歩幅を広くして早く歩きます。ラッシュや人混みもスタスタ、すり抜けるようにスイスイ〜、いつもの歩きがエクササイズウォーキングになります。

この歩き方でしばらく歩けば、じわーっと体が温かくなってきます。特にデスクワークの人は、通勤が貴重な活動量を稼ぐ時間ですよ。

いかがでしたか? 今回は、寒すぎる朝に試したい短時間で体温を上げるエクササイズをご紹介しました。ベットの上でもできますので、目覚めに行ってみてもいいですね。朝フィットネスで体を温めてエンジンをかけ、アクティブで素敵な一日を〜。

【参考】

『アクティブガイド-健康づくりのため身体活動指針-』 - 厚生労働省

【筆者略歴】

※ 小川りょう ・・・ スクワットアドバイザー/健康運動指導士。ヨガ、ウォーキング、ストレッチ、アロマ、美と癒しの運動指導と講演活動を行う健康づくり専門家。健康・美容商品プロデュースやTV・ラジオ出演等。早稲田大学大学院スポーツ科学修士号。

【画像】

※ Anna Om / Shutterstock

【筆者略歴】

小川りょう

25年のキャリアを持つ健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーとして知識・経験を重ね、独立。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルで、成人〜後期高齢者に至るまで対応、幅広い世代の顧客を持つ。気取らない人柄と自然体の指導が特徴。コンセプトは健康寿命の延伸であり、足腰運動スクワットの普及に尽力。著書に「ココロ・カラダ塾」(幻冬舎ルネッサンス)。