「そうでちゅね」は禁止！赤ちゃんにも正しい言葉を―脳の発達に影響あり
小さな赤ちゃんを見ると、ついつい赤ちゃん言葉で話しかけてしまったり、自分の子供にも「そうでちゅね」なんて、赤ちゃん言葉を使っている人は多いと思いますが、実は、赤ちゃんにも大人と同じ言葉使いで話すべきだそうです。
アメリカのフロリダ・アトランティック大学の研究から、赤ちゃんに正しい言葉で話しかけると、脳の発達に効果があることが分かりました。つまり、赤ちゃん言葉ではなく、大人と話すように話しかけることが、赤ちゃんの知性の成長に大きく役立つ、というから驚き。
同大学の心理学者エリカ・ホフ氏によると、「赤ちゃんにも、豊かで複合的な言葉を使うべき」で、洗練された言葉を選ぶだけではなく、言葉の質も重要だそう。「単に言葉を選ぶだけではなく、上質な単語を選ぶべき」と強調しています。
さらに、別の研究からは、親の言葉遣いが赤ちゃんの将来の学業に影響を与えかねないことが、判明しています。というのも、アメリカ、コロンビア大学の小児神経科医ノーブル博士が、子供の育った環境と脳の発達を比較したところ、言葉遣いに注意が払われなかった環境で育った子供の成績は、他の子供に比べ劣る、という結果が出ているからです。
「赤ちゃんには理解できないだろう」と、赤ちゃん言葉ばかりで話しかけたり、家庭で汚い言葉ばかり使っていると、将来後悔することになるかもしれません。赤ちゃんの前で正しい日本語が使えるよう、普段から言葉遣いに気をつけて、生活したいですね！
参考：
Pourquoi il faut parler a son bebe comme a un adulte
http://www.topsante.com/maman-et-enfant/bebe/sante-de-bebe/pourquoi-il-faut-parler-a-son-bebe-comme-a-un-adulte-54331
