参加者のLove zineがズラリと並びます。

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 いつでも持ち歩けて撮ったその場で写真を見られるデジカメは、旅行やイベントではいつも大活躍。バッグからさりげなく取り出し『パシャリ』とできるデジカメは、女子の持ち物リストの定番アイテムにもなっています。

 しかし、そんな定番アイテムのデジカメで撮った写真をパソコンに取り込んでそのまま眠らせて…なんてことはありませんか? せっかく撮ったのももったいない! 

 そこで今回は、撮影した画像を気軽にフォトブックにできるという専用アプリケーション「Love zine app」を利用したワークショップイベント「School of Love zine」に参加して来ました。

 
左からMCの桑原茂一さん、写真家の田島一成さん

 ワークショップは、午前・午後で20人ごとのクラスに分けて開催です。まず、前半は講師として、ピチカート・ファイヴ、オリジナルラブ、コーネリアスなどのジャケット写真や、VIVA YOU広告などを手掛けている写真家 田島一成さんを講師に招いて、ご本人の作品を鑑賞しながら解説をしていただきました。


左からMCの桑原茂一さん、写真家の田島一成さん

 プライベートでは、100%デジタルカメラを使用しているという田島さんは、「オート機能があるところがデジカメの面白いところ」とお話してくれました。さすが、プロの写真家の作品は違うなと参加者全員が真剣に見入っていました。

そして、実際にソニーのデジタル一眼カメラ「α」を手に、講師とともに代々木公園など会場周辺を70分かけてゆっくり徒歩で巡り(通常なら20分で周れるコース)、それぞれのテーマで写真を撮影です。

 

カメラを勉強中の人や趣味としている参加者の方と一緒に歩きながら、それぞれ感じるままに色々なものを撮影して周ります。緑や景色を楽しそうに撮影している参加者のみなさんと一緒になって、あれもこれも撮りたくなっていてシャッターを押す手が止まりませんでした!

 

 教室には実際に「Love zine」を作業するためのパソコンと定規などが用意されていました。



 70分のコース周遊を終えて教室に戻ると、いよいよパソコンで専用アプリケーション「Love zine app」を使って、フォトブックの作成です。みなさん、真剣そのものです。



 フォトブックの使用は、写真挿入、テキスト挿入、背景色の変更に至るまで、操作は至ってシンプル! 12ページに写真を配置して、表紙に作品のテーマを入れると、自分だけのオリジナルフォトブックが見事に完成しました。

 

 参加したみなさんの自由な発想でできあがった作品がズラリと並んだとことは壮観です。とても同じコースを歩いたとは思えないほど、個性豊かな仕上がりびっくり。お互いの作品を見ながら、感想を言い合ったりどうやって撮影したのかを聞き合ったり、フォトブックを通してカメラのお話まで会場内は盛り上がりっぱなし。



 私のフォトブックは、“才職兼美がおススメする渋谷のまったりデートコース”を撮影してフォトブックにしてみました! 田島さんが全員の作品を見て感想を述べながら丁寧に返却をしてくれたのですが、私の場合はなんと「問題作ですね〜(笑)。タイトル通りまったり感が伝わってきますね」と言われてしまいました。クリエイティブな人達に混じり、本当に恥ずかしくなりました…。

 最後は、講師陣のお二人も一緒にフォトブックをみんなで作って見せ合うセッションです。とても楽しい作業に、田島さんも「一人で作っていたらこんなに面白くなかったですよね。」と締めくくってくれました。

 フォトブックを通じて人とコミュニケーションするスタイルは全世界的にじわじわと盛り上がりつつあるムーブメント。もし、パソコンの中で眠らせている画像がある人がいれば、簡単に作れる専用アプリケーション「Love zine app」でフォトブックを作ってみませんか? 

 お呼ばれした結婚式や、旅の思い出など、記念としてお友達にプレゼントもしても喜ばれそうです。このほかにも使い道はあなた次第で無限に広がりますね!

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