靴のすり減り方でわかる、美脚への近道とは?「ガニ股タイプ:ゆるめの靴を履く」

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お散歩するには気持ちいい季節ですよね。でも、姿勢よく歩かなくては、脚に変なクセを残してしまってますます美脚から遠のいてしまうことも…。正しくキレイに歩く人の減り方とそうでない人との靴の減り方の違いを学んで、最短でいける美脚への道にあなたも歩き出しませんか?

正しく歩くひとの靴底は、内側全体とかかと部分が磨り減ってきます。重心が体の内側にあり、歩幅にも無理が無いことがわかります。

ただし、こうした靴底での判断をするには、スニーカーなどヒールの無い靴の底を見ること。一度、自分の歩き方のクセを知れば、歩き方の改善方法はもちろん、美脚への道のりが近くなります。早速、始めてみましょう!

では、靴底のすり減り方をもとに、美脚への傾向と対策をご紹介しますね。

1.自分の靴底をチェックしてみましょう!

●ガニ股タイプ
靴底のかかとの外側が大きくすり減る傾向にあります。ゆるめの靴を履いてスリッパ歩きのようにかかとをすって歩くコに多いです。

●O脚タイプ
靴底の外側がすり減る傾向にあります。外側に重心がかかり過ぎ、内股になるコが多いです。歩幅が広い場合も同様のすり減り方になるので、歩幅にも意識を向けてみて。

●外反母趾(ぼし)タイプ
靴底の外側と、かかと部分が薄く大きくすり減る傾向にあります。外反母趾(ぼし)に負担をかけまいとして足の指が縮こまっているのかも。

●X脚タイプ
靴底の土踏まず部分の後ろあたりがすり減る傾向にあります。腰を軸に歩くというより、膝から下で歩いてしまうために両膝がくっつきやすくなるんですね。

2.タイプ別、美脚への傾向と対策を知りましょう!

●ガニ股タイプ
スポーツをよくするコに多いタイプ。膝が外側に向くために、ふくらはぎの筋肉が間違った方向にムキムキと成長してしまいます。これを改善するには、膝を前に向け、両膝が開かないよう注意すること。特に、歩幅には気をつけ、意識して狭いスタンスで歩いてみましょう。

さらに、ガニ股が治るまでは、あぐらは厳禁!

●O脚タイプ
外側に重心があり、内股傾向にあるため足首が外側に傾きやすく、ねんざや転倒の原因に。しかも、骨盤が開き背骨が曲がりやすいため、太ももとヒップの境目の無い洋ナシ形の体形にもなりやすいです。これを改善するには、いつも天井から頭をつられているように意識して、背筋をまっすぐに伸ばすこと。

立ち座りの時は、お尻の穴をキュッと締めて。内側に重心が向きやすくなります。歩幅はいつもより狭くして、両膝を軽くすり合わせるようなイメージで軽やかに歩いてみましょう。

●外反母趾(ぼし)タイプ
このタイプのコは靴選びに問題あり。足先の血行が悪くなりやすい、むくみや代謝の衰え、さらには足首や筋が張ってしまうことにも。体のゆがみや変なクセをつけやすくなるので、要注意。これを改善するには、足の指をきちんと伸ばすこと。足先を冷やさないよう気をつけ、指のグーパー運動をするなど血行改善に努めて。
足裏全体をマッサージするのも良いです。

●X脚タイプ
このタイプには運動不足のコが多い。かかとから着地せず、つま先から着地するなど、歩き方にも問題あり。普段からおなかまわりの筋肉をあまり使わないため、ヒップが垂れたり、便秘になったり、むくみやすくなったりとトラブルの心配もいろいろあります。

これを改善するには、常につま先を外側に向けるよう気をつけること。立つ時は、仁王立ちになるのもおすすめ。座る時はかかとくっつけ、膝の角度はゆるめにキープ。歩く時は胃から引き上げるようなイメージでかかとから着地。できるだけ膝を曲げず、全身を使って歩くよう心掛けましょう。

クセが治るまで、正座や女のコ座りはできるだけ避けたほうが良いでしょう。

※上記記事は、ビューティ&ダイエット編集部(http://bdiet.jp/)から寄稿いただきました。