この漫画は書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』(著者:やまもとりえ)の内容から一部を掲載しています(全15話)。

■これまでのあらすじ
いつもまどかの家に連絡をするのぞみですが、まどかとはなかなか会うことはできず…。まどかの母も、頻繁に連絡をしてくるのぞみに、自分の学校には友達がいないのかと思ってしまうほどでした。まどかは、中学で美術部に入っていました。そこにも馴染んでいて、楽しそうで生き生きしているまどか。学校帰りには、友達と寄り道をして、お揃いのヘアピンを買ったり、充実した学校生活を送っていたのでした。一方のぞみは、これまでと同じく家事をこなす日々でした。そのせいで手が傷だらけになってしまうほど、まどかとは正反対の生活を送っていたのでした。






友達とのお泊り会で女子トークに花を咲かせるまどかたち。しかし、母親はこっそり会話を聞いていたようで…。翌日その話でさらに盛り上がるのでした。

友達たちと外を歩いていると、偶然のぞみの母と再会したまどか。のぞみの母が、以前のように裏山で採れた山菜をお裾分けしようとすると、遠くから制止するのぞみの声が…。

キラキラしたまどかたちに山菜を渡そうとするなんて恥ずかしい…そんな気持ちだったのでしょうか。久々の再会に喜ぶまどかに対し、のぞみは恥ずかしさのあまり窓を閉めてしまったのでした。

次回に続く(全15話)「望まれて生まれてきたあなたへ」連載は7時更新!


『望まれて生まれてきたあなたへ』
著者:やまもとりえ(KADOKAWA) 
「望まれて生まれてきたあなたへ」はこちら

小児科医として働くまどかは、ある日テレビで衝撃的なニュースを目にします。その事件で逮捕された犯人は、まどかが幼い頃よく遊んだ友人だった。いつしか別々の道を歩むようになった2人の少女。その友人はどんな人生を歩んてきたのか…。まどかはこの事件をきっかけに、過去の記憶を蘇らせるのだった。


(ウーマンエキサイト編集部)