婚活でこんな服装していませんか?
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。

これまで「変わりたい」「結婚したい」と相談に来られた1000人以上の方々のうち、4割ぐらいが「一度もお付き合い経験がない女性」。そして筆者自身も20代まで、化粧もせず髪もボサボサの“完全なる非モテ”でした。一念発起して自分を変え、皆さんの“もったいないところ”をアドバイスしてきた経験から、恋愛・婚活に役立つリアルな情報をお届けします。
◆服装を間違えると、それだけで出会いを遠ざける

今、デートコーデ迷子が増えていると思います。

数年前なら「デートはコンサバが正解」だったのが、ファッションのカジュアル化が加速した結果、難易度が上がっているのです。コンサバ服で入学式のお母さんのようなセレモニー感を出してしまう、カジュアルなデート服が生活感ありすぎる、といったケースが増えています。

結婚相談所で婚活中の由衣さん(仮名・34歳)は「普通の男性に全く会えない。申込があるのは微妙な男性ばかり」と相談にやってきました。微妙の中身を詳しく聞くと「太っている、歯がない、40代半ば以上」の男性だそうです。

由衣さんはキャミソールの裾がそのまま長くなったようなストンとしたワンピースを着ていました。お腹周りが隠れて楽なのでジャンパースカートやキャミワンピは何着も持っていて、デートにもそれで行くことがあるとか。

そして婚活用のプロフィール写真は、きちんとしていて優しそうではあるのですが、授業参観に来たお母さんのようでした。

◆2024年中に撲滅したい婚活ダメコーデ3選

今回はイメージコンサルで婚活のマッチングプランナーもやっている友井ひろこさん協力してもらい、ありがちなダメコーデを筆者がモデルとなり写真で再現してみることにしました。

2024年中に撲滅したい3つの「婚活ダメコーデ」と、少しのアレンジで「婚活でもアリなコーデ」にする方法を解説します。

◆一部のおじさんにしか好かれない花柄ワンピース

婚活だからと、普段なら絶対着ないような花柄ワンピースを着てお見合いしたり、写真撮影をしたりする女性がいます。こういうワンピースデート服として流行った時代もありましたが、今だとだいぶ時代遅れです。

時代遅れすぎるとそれだけで老けて見えますし、結果的にかなり年上の男性からしか申し込みが来なかったりします。おじさんから見れば「かわいい」けれど、同年代の男性からすれば不思議ちゃんに見えるのです。

◆婚活女性が花柄ワンピースを着てしまう理由

ですが、いまだに結婚相談所の中高年の担当者の中には花柄ワンピースを勧める人も根強くいますし、「婚活写真」「婚活コーデ」「婚活服装」などのキーワードで検索すれば花柄ワンピースの写真が出てくることもあります。

ChatGPTに聞いてみても、デートではクラシカルなワンピースを推奨するようです。

数年前の婚活正解コーデが今だと不正解になるのですが、ネット上には古い情報が多数残っていると思ってください。

なお今回撮影に使用した花柄ワンピースは、2021年に婚活体験記事<婚活写真が“幼いおばさん”だった37歳女性。婚活ノウハウを信じたのに>に登場した女性から譲っていただいたものです。

彼女は花柄ワンピースを手放して、歳相応の自立した女性に見える服で写真を撮り直し、結婚相手に出会いました。花柄ワンピで婚活している方、次はあなたが手放す番ですよ!

◆未婚なのに「お母さん」に見えるキレイめコーデ

キレイめで女性らしいコーディネートをした結果、授業参観のお母さんっぽくなる方もいます。

友井さんによると「ハーフアップの髪型は作業して束ねてる感じが出やすいので、婚活だとあまりおすすめしません。ハーフアップにするならしっかりスタイリングすること。パールのアクセサリーも冠婚葬祭っぽくなりやすいです」とのこと。