主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 7話

さとるさんの家は駅からさらに離れた場所にある、元はおばあちゃんが住んでたという一軒家。
ヒトミもすぐにさとるさん、たかしさんと仲良くなりました。
おばあちゃんとの思い出などが少し気になるものの、マヨさんも微笑ましくその様子を見守っていたのですが……。

ヒトミさんは、さとるさんと近い距離で話し、笑顔を見せるあいりさんを目撃。
人知れず不気味な笑みを浮かべました。
そして夜になり、マヨさんが「そろそろ帰らないと」とリマインドすると。
「えっ?」
全員が予想だにしなかったことが起こります。
涙をこぼしたヒトミさんが、突然さとるさんの胸に飛び込んで……?
「奪う女」は毎日更新中!