主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 6話

あいりさんとさとるさん、たかしさんの3人は、同じ田舎町の団地育ち。
待ち合わせの最寄り駅は無人駅で、終電時間も早めです。
ちなみに全員彼氏彼女はいません。
さとるさんのことを身内のように喋るあいりさんに、マヨさんは「お兄ちゃんみたいな感じなのかな」と理解。
そしてさとるさんとたかしさんが、3人を迎えに来ました。

さとるさんの家は駅からさらに離れた場所にある、元はおばあちゃんが住んでたという一軒家。
ヒトミさんもすぐにさとるさん、たかしさんと仲良くなりました。
おばあちゃんとの思い出などが少し気になるものの、マヨさんも微笑ましくその様子を見守っていたのですが……。
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