主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 4話

あいりさんとひとみさんの2人は、すっかり盛り上がって寝ずに女子トーク。
すると徹夜明けでテンションの高いあいりさんが提案をしました。
「今度さとるの家で遊ぶとき、ひとみちゃんも一緒に遊ばない?」
眠すぎるマヨさんは「さとるたちがいいなら……」と軽く考えてしまいます。
実はこの提案が後々大変なことに……そしてさとるさんというのは、どういう知り合いなのでしょうか?

さとるさんは、もともとたかしさんとともにあいりさんの幼なじみ。
その後、たかしさん、マヨさんも一緒に4人でよく遊ぶ仲です。
あいりさんが「さとるとマヨはお似合い、さとるもマヨのことかわいいって言ってた」と明かすと、一瞬真顔に変わるひとみさん。
後日、3人でさとるさんの家へ遊びに行くことになりました。
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